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【第97回アカデミー賞】助演女優賞は『エミリア・ペレス』のゾーイ・サルダナが初受賞

第97回アカデミー賞授賞式が3月3日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『エミリア・ペレス』のゾーイ・サルダナが助演女優賞を初受賞した。

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ゾーイ・サルダナ Photo by Kevin Winter/Getty Images
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第97回アカデミー賞授賞式が3月3日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『エミリア・ペレス』のゾーイ・サルダナが助演女優賞を初受賞した。

メキシコの麻薬カルテルのボスが過去を捨て、性別適合手術を受けて女性として新たな人生を切り開く姿を描いた。監督は『ディーパンの闘い』『君と歩く世界』『預言者』で知られるフランス映画界の巨匠、ジャック・オーディアール。犯罪ドラマ、コメディ、ミュージカルといった要素を交えた意欲作で、2024年・第77回カンヌ国際映画祭では審査員賞と4人の俳優が女優賞を受賞している。

ゾーイ・サルダナは、主人公から「女性として新たな人生を用意してほしい」と極秘の依頼を受ける弁護士のリタを熱演。彼女の内面を表す手段としての見事なダンスも披露しており、今回初ノミネートにして、初受賞を果たした。

オスカー像を手にしたゾーイ・サルダナは、「Mommy!」と3回叫び、「今日は私のママが来ています」と紹介。ドミニカ系アメリカ人の父とプエルトリコ人の母をもち、「私は移民の両親の誇り高い子供です。夢と尊厳と勤勉な手を持ち、私はアカデミー賞を受賞した最初のドミニカ系アメリカ人です」と誇らしげだった。そして、「私が最後ではないと願っています。スペイン語で歌い、話す役で賞をもらえるという事実。私の祖母がここにいたら、とても喜んでくれるでしょう。これは祖母のためのものです」と、情熱的なスピーチで次世代に希望を託した。

『エミリア・ペレス』は3月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。


《シネマカフェ編集部》

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