第48回日本アカデミー賞授賞式が3月14日(金)に行われ、優秀賞を受賞した豪華俳優陣がレッドカーペットを歩いた。
レッドカーペットは優秀助演男優賞を受賞した内野聖陽 (『八犬伝』)、大沢たかお(『キングダム 大将軍の帰還』)、岡田将生(『ラストマイル』)、佐藤二朗(『あんのこと』)、山田孝之(『正体』)の登場からスタート。大沢は弾ける笑顔を見せ、手をふりながらレッドカーペットを歩き、隣を歩くハット姿で決めた佐藤と談笑を交わす。岡田は繊細な眼鏡、内野も黒ぶちの眼鏡姿、山田は凛々しいスーツ姿と貫禄たっぷり。

優秀助演女優賞からは、芦田愛菜(『はたらく細胞』)、清原果耶(『碁盤斬り』)、土屋太鳳(『八犬伝』)、山田杏奈(『正体』)が登場。芦田と清原は、黒を基調にしたシックなドレス姿。一方、土屋は鮮やかな青などの原色をあしらった着物風ドレスを着用し笑顔を見せる。白い肌が引き立つロングドレスの山田も、うれしそうにレッドカーペットを歩いた。なお、吉岡里帆(『正体』)は舞台出演のためリモート収録出演となる。

話題賞・作品部門『帰ってきた あぶない刑事』の最強バディ・タカ&ユージこと舘ひろし&柴田恭兵がサングラス姿でそろって登場すると、劇中さながらのいでたちに会場からはどよめきが起こった。その後は俳優部門の森本慎太郎(『正体』)が黒のスーツ、黒のネクタイがさっそうと登場。はみかむ笑顔でレッドカーペットを歩いた。

新人俳優賞からは、齋藤飛鳥(『【推しの子】 The Final Act』)、渋谷凪咲(『あのコはだぁれ?』)、山田杏奈(『ゴールデンカムイ』『正体』)、赤楚衛二(『六人の嘘つきな大学生』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』)、板垣李光人(『八犬伝』『はたらく細胞』『陰陽師0』)、越山敬達(『ぼくのお日さま』)、齋藤潤(『カラオケ行こ!』)、森本慎太郎(『正体』)が2組にわかれて登場。齋藤と板垣は和装で、特に板垣の紋付袴姿の凛々しさは目を引いた。

続いて、優秀主演男優賞を受賞した綾野剛(『カラオケ行こ!』)、草彅剛(『碁盤斬り』)、山口馬木也(『侍タイムスリッパー』)、山崎賢人(『キングダム 大将軍の帰還』)、横浜流星(『正体』)が勢ぞろいすると、ひときわ大きな拍手が鳴り響く。綾野が「どうぞ」というように草彅を先頭にすると、意気揚々と草彅は歩き出し、レッドカーペットでは仲睦まじげに綾野と2~3会話を楽しんでいた。

そして、優秀主演女優賞の石原さとみ(『ミッシング』)、上白石萌音(『夜明けのすべて』)、河合優実(『あんのこと』)、草笛光子(『九十歳。何がめでたい』)、満島ひかり(『ラストマイル』)がそろって並ぶ。石原はベロア地のロングドレス、河合も華奢なスリップドレスで美しくたたずんだ。上白石と満島は和装、そして草笛はあでやかな白いドレス、さらにはエスコート役として長年の交流があるという内野聖陽を携えてレッドカーペットを闊歩した。

最後にはプレゼンターでもある昨年の受賞者、役所広司、安藤サクラ、磯村勇斗、山田裕貴が4人で登場。安藤は、羽鳥慎一と授賞式の司会も務める。
※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」