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【タイタニック】映画の中で流れる音楽をシーンごとに解説!主題歌で分かるジャックとローズの生き続ける心

1997年公開の映画「タイタニック」は、運命的な恋を描き、音楽が感情を高める名作。ジャックとローズの悲恋が美しい楽曲と共に語られる。

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1997年公開の映画タイタニックは、ジェームズ・キャメロンが監督・脚本・共同制作・共同編集を手掛けた叙事詩的ロマンス災害映画です。

主演は「ロミオ&ジュリエット」のレオナルド・ディカプリオと「日蔭のふたり」のケイト・ウィンスレットで総製作費2億ドルという巨費を投じたスペクタクル超大作です。

商業的に大きな成功を収め、多くの称賛を受けてアカデミー賞では14部門にノミネート、作品賞と監督賞を含む11部門を受賞して世界に一大ブームを起こしました。

物語は1912年に実際に起こったタイタニック号沈没事故を基に、労働階級のジャックと上流階級のローズの身分違いの悲恋と、当時世界最大級で沈まない船と言われていた大型豪華客船タイタニック号の氷山衝突事故、そして沈没を前に極限状態に陥った人々の姿をリアルに描かれています。

この記事では、ストーリーはもちろん作中で使用されている楽曲も評価が高いタイタニックで流れていた楽曲をシーン別にご紹介します。

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ジャックとローズの運命的な出会い「Rose」

まずは主人公であるジャックがローズを甲板で初めて見たときに流れる音楽です。

真っ暗な海に身を投げようとしたローズを助けたことをきっかけに身分違いの恋に燃え上がっていく二人の儚く短い、しかし深く尊い恋の物語が始まった瞬間です。

ここで流れたRose/ローズという楽曲はジェームズ・ホーナーさんが作り、この楽曲の一部に歌詞がつけられたものがセリーヌ・ディオンさんが歌って大ヒットしたMy Heart Will Go Onです。

出港「Take Her To The Sea, Mr. Murdoch」

Take Her To The Sea, Mr. Murdoch/船は彼女、彼女は船

映画序盤のタイタニック号出港シーンのBGMとして使われたオーケストラ曲で、当時世界最大級の豪華客船タイタニック号の雄大さや、海の広さを表現した壮大な楽曲です。

当時の船では世界最大級と言われた超大型豪華客船は、このときには後に沈没することなど思いもせず、それぞれの人生や夢、想いを乗せてアメリカに向かって大海原に出港しました。

三等客室で開かれたパーティー

身分違いの恋に燃え上がる二人をローズの母親とローズの婚約者が邪魔しますが、二人はとどまることを知らずに燃え上がっていくのでした。

ジャックとローズのパーティーシーンではアイルランドとスコットランドの伝統音楽であるケルト音楽が流れます。

タイタニックの舞台であるイギリスの伝統的な楽器が奏でる曲調に、体が踊りだしてしまいそうな活気のあるシーンが印象的です。

ジャックと少女が踊るシーン「Blarney Pilgrim

Blarney Pilgrim/ブラーニーの巡礼者

ジャックとローズが交互にステップを踏むシーン「John Ryan's Polka

John Ryan's Polka/ジョン・ライアンズ・ポルカ

トミーが腕相撲をしているシーン「The Kesh Jig

The Kesh Jig/ケッシュ・ジグ

ジャックとローズがみんなで輪になって踊るシーン「Drowsy Maggie

Drowsy Maggie/だらけたマギー(眠そうなマギー)

船首でジャックとローズのキスシーン「My Heart Will Go On

言わずと知れたタイタニックの名シーンで、ジャックがローズに柵に足をかけさせて後ろから優しく支えるこのシーンは真似をしたカップルも多いのではないでしょうか。

このシーンで流れた音楽は、こちらも言わずと知れた名曲My Heart Will Go On(私の心は生き続ける)、ジェームズ・ホーナーさんが作りセリーヌ・ディオンさんが歌った名曲です。

世界中で流れ、世界中の人が聞き惚れ、世界中で名曲として名高い楽曲となりましたね。

氷山との遭遇「Hard to Starboard

Hard to Starboard/面舵いっぱい

静かで美しいストリングスのメロディーから、やがてフレンチホルンが鳴り響き、さらにストリングスが今度は力強く響きます。

不吉なことがおこりそうだと警笛をならすように激しくなり響き、それにパーカッションがさらに危険を知らせるように鳴り響きます。

氷山と遭遇したシーンで流れた音楽です。

この時代、氷山との衝突で沈没する船は数多くありました。

ソナーやレーダーがない時代なので仕方ありませんが、それは世界最大級と言われたタイタニック号も多分に漏れずで、氷山を発見したときにはもうすでに時は遅く、衝突してしまいました。

船内に容赦なく流れ込む海水、傾きはじめ大きな音を立てながら割れていく船、乗客たちは皆パニックに陥りました。

沈みゆく船の中で「Nearer My God To Thee

Nearer My God To Thee/主よ御許に近づかん

船がいよいよ沈みかけたときに、船内にいた楽器の演奏家によって奏でられた楽曲で、もともとは讃美歌です。

演奏家たちは逃げることなく慌てることなく演奏を続け、沈みゆく船の中で恐怖に怯え悲しみに打ちひしがれている乗客たちに勇気を与えました。

実際のタイタニック号事件でも、船内の演奏家たちが乗客を励ますために沈みゆく船の中で逃げることなく惑うことなく冷静に淡々とこの曲を最後まで演奏していたそうです。

ジャックとの別れ「A Promise Kept

A Promise Kept/守られた約束

船体が真っ二つに割れ、垂直に沈んでゆくタイタニック号でなんとか手すりにつかまっていたジャックとローズも、大きく息を吸い込み、真っ暗な海に投げ出されました。

二人は船の残がいであろう板のようなものにしがみついていましたが、極寒の海の中、ジャックはついに力尽きます。

ローズはジャックへの愛を誓うように彼の身体を海へと沈めました。

どこか不穏で悲しい雰囲気を感じるこの曲は、主人公ジャックが海に沈みゆくときに流れた音楽です。

人間の儚さや、海の恐ろしさとともに、それらの美しさを表現しているようです。

家族や婚約者の妨害、身分の違いも乗り越え結ばれた二人でしたが、運命的に愛し合っていても引き裂かれる瞬間でもありました。

タイタニックで流れる音楽まとめ

タイタニック沈まない船と呼ばれたタイタニック号の中で運命的に出会い、情熱的に愛し合うジャックとローズの二人、世界一を誇り栄華の限りを尽くした豪華客船が一瞬のうちに瓦礫となり沈没するまでの乗客たちの生き様と死に様が映し出された映画です。

世界的名作で音楽を聴いただけでもその情景が浮かび、多くの感動と少しの切なさと悲しさが湧いてきますよね。

セリーヌ・ディオンさんが歌うMy Heart Will Go Onをはじめ作中で流れた楽曲の多くをジェームズ・ホーナーさんが手掛けていて、世界的に高い人気を誇っています。

また、クラシック音楽の名曲やアイルランド民謡の定番曲など気になる楽曲が盛りだくさんでした。

既に観た方も、まだ観ていない方もタイタニックが観たくなったのではないでしょうか。

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《シネマカフェ編集部》