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月500円以下でおすすめの格安SIM8選!0円で運用できるところはある?

月500円以下で利用可能な格安SIMを紹介し、完全0円のプランはないが、それに近い運用方法も提案。通信速度や初期費用に注意を促し、選び方のポイントを解説。

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スマートフォンの月額料金、毎月どれくらい支払っていますか。「もう少し安くならないかな…」「できればワンコイン、いや0円で使えたら最高なのに!」そう考える方も少なくないでしょう。この記事では、月々のスマホ代をグッと抑えたいあなたのために、月額500円以下で利用できる格安SIMの情報を徹底比較します。さらに、巷で噂される「0円SIM」の真相や、賢い活用法、契約時の注意点まで詳しく解説。この記事を読めば、あなたのスマホ料金に関する悩みが解消され、最適な一枚が見つかるはずです。

【結論】0円で使える格安SIMはない

まず結論からお伝えすると、完全に永年0円で利用できる音声通話付きの格安SIMは、残念ながら2024年5月現在、存在しません。以前は基本料金0円のプランを提供する事業者もありましたが、各社の料金体系見直しにより、現在は見つけることが難しくなっています。

しかし、諦めるのはまだ早いです。特定のキャンペーンを利用したり、利用方法を工夫したりすることで、一定期間実質0円、あるいはそれに近い金額でスマートフォンを運用する方法は残されています。これらの方法をうまく活用すれば、通信費を大幅に節約できる可能性があります。次の章では、その具体的な選択肢について詳しく見ていきましょう。

LINEMOはキャンペーンで6ヶ月間実質0円

プラン名

ミニプラン

月額料金

990円(税込)

データ容量

3GB

回線

ソフトバンク回線

LINEMO(ラインモ)では、非常にお得なキャンペーンが頻繁に実施されており、これを利用することで一定期間、スマートフォンの利用料金を実質0円に抑えることが可能です。特に注目したいのが「ミニプラン」を対象としたキャンペーンです。

LINEMOのミニプランは月額990円(税込)で3GBのデータ容量を利用できます。キャンペーンによっては、この月額料金に相当するPayPayポイントが最大6ヶ月間にわたって還元されるため、実質的な負担が0円になるというわけです。データ通信量も3GBあれば、SNSのチェックやメッセージのやり取り、簡単なネット検索といった日常的な利用には十分な場合が多いでしょう。

ただし、キャンペーンは期間限定であることが多く、特典内容や適用条件も変更される可能性があるため、契約前には必ずLINEMOの公式サイトで最新情報を確認することが重要です。6ヶ月経過後は通常の月額料金が発生しますが、それでも非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

最大で990円相当×6ヶ月間!
\PayPayポイントがもらえる/


公式サイト:https://www.linemo.jp/

povo2.0は180日間なら0円も可能

基本料金

0円

データ通信

利用には別途「トッピング」の購入が必要

主なトッピング

データ使い放題(24時間):330円/回
データ追加1GB(7日間):390円/回
データ追加3GB(30日間):990円/回

通話料

22円/30秒(別途通話トッピングあり)

回線

au回線

0円運用の注意点

トッピングを購入しない場合、通信速度は最大128kbpsに制限されます。
長期間有料トッピングの購入がないと利用停止になるため、
定期的なトッピング購入かある程度の通話利用が必要です。

auのオンライン専用ブランドであるpovo2.0(ポヴォ2.0)は、基本料金0円というユニークな料金体系を採用しています。ただし、完全に無料で使い続けられるわけではなく、いくつかの条件があります。これを理解し、うまく活用することで、非常に低いコスト、あるいは実質0円に近い形で電話番号を維持したり、必要な時だけデータ通信を利用したりすることが可能です。

povo2.0の最大の魅力は、自分の使い方に合わせてデータ容量や通話オプションを「トッピング」として都度購入できる柔軟性です。普段はWi-Fi環境下での利用がメインで、外出時のみ少しデータ通信を使いたい、あるいは電話番号を維持しておきたいが毎月の固定費は抑えたい、といったニーズに応えることができます。180日間のうちに一度でも有料トッピングを購入するか、一定額以上の通話・SMSを利用すれば契約を維持できるため、例えば最も安価なデータトッピング(例:データ使い放題24時間 330円)を半年に一度購入するだけでも、月額換算で約55円という低コストで回線を維持できます。

ただし、トッピングなしの状態では通信速度が非常に低速(最大128kbps)になる点や、利用状況によっては契約解除のリスクがある点には注意が必要です。サブ回線として、または必要な時だけ使う回線として割り切って利用するのに適しています。

povo2.0をみてみる

公式サイト:https://povo.jp/

月500円以下でおすすめの格安SIM

完全に0円で維持するのは難しいとしても、月額500円以下という低価格で利用できる格安SIMは魅力的な選択肢です。メインのスマートフォンとして使う以外にも、サブ回線や特定の用途に特化した使い方にも適しています。ここでは、月額500円以下で利用可能な、おすすめの格安SIMをいくつか紹介します。それぞれの特徴や料金プランを比較し、あなたの使い方に最適なものを見つけてみましょう。選ぶ際のポイントとしては、月額料金だけでなく、データ容量、通信速度、初期費用、そしてどのような回線を利用しているかなどを総合的に比較検討することが大切です。

mineo

プラン名

マイそく スーパーライト
(デュアルタイプ:音声通話+データ通信)

月額料金

250円(税込)

データ容量

無制限
(ただし通信速度に制限あり)

通信速度

最大32kbps

速度制限の条件

月曜~金曜の12時~13時は通信不可
3日間で10GB以上利用した場合も速度制限あり。

回線

ドコモ回線(Dプラン)
au回線(Aプラン)
ソフトバンク回線(Sプラン)

初期費用

契約事務手数料:3,300円(税込)
SIMカード発行料またはeSIMプロファイル発行料:440円(税込)

mineo(マイネオ)は、ドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリアに対応している数少ないMVNOの一つです。豊富なプランとユニークなサービスが特徴で、ユーザー同士でパケットを分け合える「フリータンク」や、特定の時間帯の通信速度を抑える代わりに安価な料金でデータ無制限を実現する「マイそく」など、使い方に合わせて選べる点が魅力です。特に月額500円以下を目指すなら、「マイそく スーパーライト」プランが注目されます。

mineoの「マイそく スーパーライト」は、月額わずか250円(税込)で利用できるプランです。ただし、通信速度は最大32kbpsと非常に低速で、さらに平日の昼12時から13時の間は通信が利用できません。この速度では、テキストメッセージの送受信や、ごく簡単な情報の確認程度に限られます。

しかし、電話番号を維持したい、緊急連絡用に持っておきたい、Wi-Fiがない場所での本当に最低限の連絡手段として確保しておきたい、といったニーズには応えられます。また、mineoはユーザーコミュニティが活発で、サポート体制も比較的充実していると評価されています。初期費用はかかりますが、ランニングコストを極限まで抑えたい場合の選択肢の一つとなるでしょう。

\10分かけ放題が440円(税込)/


~ワンコイン以下でつけられる~

\無制限かけ放題も990円(税込)/
公式サイト:https://mineo.jp/

NUROモバイル

プラン名

お試しプラン
(データ専用)

お試しプラン
(SMS付きデータSIM)

月額料金(税込)

330円

495円

データ容量

0.2GB

回線

ドコモ回線

SMS機能

なし

あり

注意点

090/080/070番号での音声通話はできません。

NUROモバイルは、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する格安SIMサービスです。以前は音声通話機能付きの「お試しプラン」が非常に安価に提供されていましたが、こちらは新規受付を終了しています。

しかし、データ通信専用の「お試しプラン」が月額500円以下で提供されています。データ通信専用の「お試しプラン」は音声通話はできませんが、タブレットでの利用や、デュアルSIMスマートフォンのデータ通信用サブ回線として非常に経済的な選択肢となります。

NUROモバイルの「お試しプラン (データ専用)」は月額330円(税込)で0.2GBのデータが利用でき、SMS機能は付きませんが、とにかくコストを抑えてデータ通信環境を確保したい場合に適しています。

一方、月額495円(税込)の「お試しプラン (SMS付きデータSIM)」も同じく0.2GBのデータ容量で、こちらはSMS機能が利用できるため、各種オンラインサービスの認証などにも活用できます。どちらのプランも音声通話はできませんが、タブレットでのブラウジングや、スマートフォンのサブ回線としてデータ通信量を補うといった用途に最適です。音声通話が不要な方にとっては、非常に魅力的な低価格プランと言えるでしょう。

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~NEOプランの方のみ対象~

公式サイト:https://mobile.nuro.jp/

HISモバイル

プラン名

自由自在スーパープラン
(音声通話SIM)

月額料金(税込)

1GBまで:290円
3GBまで:770円

データ容量

従量課金制

通信回線

ドコモ回線

通話料

9円/30秒
(専用アプリ不要)

初期費用

契約事務手数料:通常3,300円(税込)

HISモバイルは、旅行会社エイチ・アイ・エスの子会社が運営する格安SIMサービスです。特に低価格帯のプランが充実しており、月額500円以下で利用できる可能性のあるプランとして「自由自在スーパープラン」が挙げられます。このプランはデータ使用量に応じて料金が変動する段階制を採用しており、データ利用が少ないユーザーにとっては非常に経済的です。

HISモバイルの「自由自在スーパープラン」は、1GBまでのデータ利用であれば月額290円(税込)という非常に魅力的な価格設定です。特に、月のデータ使用量が100MBに満たない場合でもこの290円が適用されるため(厳密には1GBまでの区分)、普段はWi-Fiメインでほとんどモバイルデータ通信を使わない方や、電話番号の維持が主目的の方には最適な選択肢となり得ます。

通話料も30秒あたり9円と、大手キャリアの半額以下(専用アプリ不要)である点も見逃せません。5分かけ放題オプションも月額500円で用意されており、短い通話が多い方にも便利です。初期費用についてはキャンペーンで変動することがあるため、契約前に公式サイトを確認しましょう。とにかく月額料金を抑えたい、かつ音声通話も利用したいというニーズにマッチする格安SIMです。

\専用アプリなしで通話料が30秒9円/


~100MB未満は月額290円(税込)~

公式サイト:https://his-mobile.com/

IIJmio

データ通信専用eSIM

2ギガ:月額440円(税込)
(データ通信専用)

回線

ドコモ回線
au回線

IIJmio(アイアイジェイミオ)は、インターネットイニシアティブジャパンが提供する老舗の格安SIMサービスです。技術力に定評があり、安定した通信品質と豊富なプランが特徴です。月額500円以下で音声通話が可能なプランを探す場合、IIJmioの現行プランでは少しハードルが高いかもしれません。主力プランである「ギガプラン」の音声通話SIMは、最もデータ容量の少ない2ギガプランでも月額850円(税込)からとなっています。

IIJmioで月額500円以下の音声通話SIMプランを探すのは、2024年5月現在では難しい状況です。最も安価な音声SIMプランである「ギガプラン」の2ギガプランでも月額850円(税込)となっています。ただし、IIJmioの強みは、家族間でのデータシェアや、同一契約内のSIM間でデータ容量を分け合える「データシェアプラン」、そして余ったデータを翌月に繰り越せるサービスなどにあります。

ただし、データ通信専用であれば、eSIM(ドコモ網)の2ギガプランが月額440円(税込)で提供されているので、500円以下で活用することが可能です。タブレットやサブ機でデータ通信のみを利用したい場合には検討の価値があるでしょう。

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公式サイト:https://www.iijmio.jp/

エキサイトモバイル

プラン名

Fitプラン
(段階料金プラン・音声通話機能付きSIM)

月額料金(税込)

低速通信のみの場合:495円
~3GBまでの高速データ通信利用時:690円
以降、データ利用量に応じて段階的に変動

データ容量

従量課金制

通信速度

低速通信時:最大200kbps

回線

ドコモ回線
au回線

初期費用

SIMカード1枚につき初期費用3,300円(税込)
SIMカード発行手数料440円(税込)

エキサイトモバイルは、BBエキサイト株式会社が提供する格安SIMサービスです。料金プランは大きく分けて、使った分だけ料金が発生する段階制の「Fitプラン」と、毎月定額で利用できる「Flatプラン」があります。月額500円以下での利用を目指すなら、「Fitプラン」の低速通信のみの利用が選択肢に入ります。

エキサイトモバイルの「Fitプラン」は、データ通信の利用量に応じて料金が変動する柔軟なプランです。このプランで「最適化された低速通信のみ」という設定を選ぶと、月額料金は495円(税込)となり、ぎりぎり500円以内に収まります。この場合の通信速度は最大200kbpsと、高速ではありませんが、SNSの閲覧やテキストベースのメッセージ送受信、音楽ストリーミングの低音質再生程度であれば利用可能です。

もちろん、必要に応じて高速データ通信を利用することもでき、その場合は使ったデータ量に応じて料金が上がっていきます(3GBまでは690円)。普段はほとんどデータ通信を使わないけれど、いざという時のために音声通話可能なSIMを安く持っておきたい、という方には魅力的な選択肢となるでしょう。初期費用やキャンペーン情報については、公式サイトで確認が必要です。

エキサイトモバイルをみてみる

公式サイト:https://bb.excite.co.jp

日本通信SIM

プラン名

合理的シンプル290プラン

月額基本料金

290円(税込)

基本データ容量

1GB

超過データ料金

1GBあたり220円(税込)

通信回線

ドコモ回線

通話料

11円/30秒(専用アプリ不要)

かけ放題オプション(税込)

月70分まで無料通話:700円/月
かけ放題(無制限):1,600円/月

初期費用

契約事務手数料:3,300円(税込)

日本通信SIMは、「合理的」をキーワードに、シンプルで分かりやすい低価格プランを提供しているMVNOです。特に「合理的シンプル290プラン」は、その名の通り月額基本料金290円(税込)という破格の安さで注目を集めています。このプランには1GBのデータ通信量も含まれており、500円以下で音声SIMを利用したいユーザーにとって非常に有力な候補となります。

日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」は、月額290円(税込)で1GBのデータ通信が利用できるという、非常にコストパフォーマンスに優れたプランです。1GBあれば、SNSのチェックやメッセージのやり取り、簡単なウェブ検索など、ライトユーザーの日常的な利用には十分な場合が多いでしょう。

もしデータ容量が不足しても、1GBあたり220円で必要な分だけ追加できるため、無駄がありません。通話料も30秒11円と、大手キャリアの標準的な料金(22円/30秒)の半額で、専用アプリも不要です。初期費用として契約事務手数料がかかりますが、それを考慮しても月々のランニングコストを大幅に抑えることが可能です。メイン回線としても、データ使用量が少ない方なら十分検討できますし、サブ回線としての利用にも最適です。まさに「合理的」な選択と言えるでしょう。

>>日本通信SIMをみてみる

月0円~500円以下の格安SIMの活用法

月額0円に近い運用ができるSIMや、500円以下で持てる格安SIMは、ただ安いだけでなく、その特性を活かした様々な活用法があります。メインのスマートフォンとして使う以外にも、特定の目的のためにこれらのSIMを契約することで、生活がより便利になったり、いざという時の安心につながったりします。ここでは、具体的な活用シーンをいくつかご紹介します。これらのアイデアを参考に、あなた自身のライフスタイルに合った使い方を見つけてみてください。

災害などの緊急時のサブ回線

大規模な自然災害が発生した際、特定の通信キャリアの基地局が被災し、通信障害が起こることがあります。メインで使っているスマートフォンのキャリアがダウンしてしまった場合でも、異なるキャリア網を利用するサブ回線を持っていれば、連絡手段を確保できる可能性が高まります。例えば、メイン回線がドコモ系なら、サブ回線としてau系(povo2.0など)やソフトバンク系(LINEMOなど)のSIMを契約しておく、といった対策が挙げられます。

povo2.0のように基本料金0円で維持できるプランや、mineoのマイそくスーパーライト(月額250円)、日本通信SIMの合理的シンプル290プラン(月額290円)のような非常に安価なSIMは、こうした緊急時の備えとして最適です。普段はほとんど使わなくても、いざという時のために「お守り」として持っておく価値は十分にあります。

通信障害時の回線切り替え先

災害時だけでなく、特定の通信キャリアで技術的なトラブルによる大規模な通信障害が発生することも、残念ながら時々あります。そのような時、仕事でスマートフォンが使えないと困る、家族と連絡が取れないと不安だ、という方は多いでしょう。デュアルSIM対応のスマートフォンであれば、2枚のSIMカードを挿入し、状況に応じて使用する回線を切り替えることができます。

メイン回線とは異なるキャリアの安価なSIMをサブ回線として契約しておけば、万が一メイン回線が不通になっても、すぐにサブ回線に切り替えて通信を継続できます。特に、povo2.0のように普段は0円で維持し、必要な時だけデータトッピングを購入して利用できるプランは、こうした用途に非常に適しています。月数百円の投資で、通信が途絶えるリスクを大幅に軽減できるのは大きなメリットです。

海外留学・出張時に電話番号を安価で維持できる

長期間の海外留学や海外出張、あるいは海外移住などで日本を離れる際、日本の携帯電話番号をどうするかは悩ましい問題です。解約してしまうと、帰国時に同じ番号を再取得することはできませんし、各種オンラインサービスの認証(SMS認証など)で使っている場合、困ることもあります。かといって、海外滞在中も日本のキャリアと高額な契約を維持し続けるのは無駄が大きいです。

このような場合に、月額0円に近いpovo2.0や、月額数百円で維持できるmineoのマイそくスーパーライト、日本通信SIMの合理的シンプル290プランなどが役立ちます。これらのSIMに乗り換えておけば、非常に低いコストで日本の電話番号を維持しておくことが可能です。帰国後すぐに元の番号で通話やSMSが利用できる安心感は大きいでしょう。

月0円~500円以下の格安SIMを契約する際の注意点

月額0円から500円以下という魅力的な価格帯の格安SIMですが、契約する前にはいくつか知っておくべき注意点があります。安さだけに目を向けてしまうと、後で「こんなはずじゃなかった」と後悔することにもなりかねません。メリットだけでなくデメリットや制約もしっかりと理解した上で、自分の使い方に合っているかどうかを判断することが重要です。ここでは、特に気をつけておきたいポイントを3つ解説します。

速度制限付きのプランがある

非常に安価なプランの中には、通信速度に厳しい制限が設けられているものがあります。例えば、mineoの「マイそく スーパーライト」は月額250円と非常に安いですが、通信速度は最大32kbpsに制限され、さらに平日の昼12時~13時は通信自体が利用できません。32kbpsという速度は、テキストメッセージの送受信がやっとで、ウェブサイトの閲覧や動画視聴はほぼ不可能です。

また、povo2.0もトッピングを購入しない状態では最大128kbpsに制限されます。これはLINEのメッセージ程度ならなんとかなるかもしれませんが、快適なブラウジングは期待できません。契約しようとしているプランの通信速度や、速度制限の条件(特定の時間帯に使えない、一定のデータ量を超えると低速になるなど)を事前にしっかり確認し、自分の利用目的に見合っているかを検討する必要があります。

データ通信SIMは音声通話ができない

格安SIMの中には、「データ通信専用SIM」と「音声通話機能付きSIM」の2種類があります。非常に安価なプラン、特にタブレットやモバイルルーター向けのプランとして提供されているものの中には、データ通信専用SIMである場合があります。データ通信専用SIMは、文字通りインターネット接続のみが可能で、090や080、070で始まる電話番号を使った音声通話はできません(LINEなどのアプリを使ったIP電話は利用可能です)。

NUROモバイルの「お試しプラン(データ専用やデータ+SMS)」のように、月額500円以下で提供されるプランの多くは、このデータ通信専用SIMまたはSMS機能付きデータSIMです。もし、電話番号での通話が必要な場合は、必ず「音声通話機能付きSIM」を選ばなければなりません。料金表を見るときに、そのプランがデータ通信専用なのか、音声通話も可能なのかをしっかりと確認しましょう。特にeSIMで非常に安いプランがある場合、データ通信専用であるケースも多いので注意が必要です。

事務手数料などの初期費用がかかる場合がある

月額料金が非常に安いプランでも、契約時には初期費用として契約事務手数料やSIMカード発行手数料がかかるのが一般的です。これらの初期費用は、多くの格安SIMで3,000円から4,000円程度が相場となっています。例えば、月額290円のプランでも、初期費用が3,300円かかるとすれば、最初の月に支払う総額は月額料金と合わせて3,590円になります。短期間で解約するつもりの場合、この初期費用が割高に感じられるかもしれません。

ただし、事業者によっては頻繁に初期費用無料キャンペーンや、キャッシュバックキャンペーンを実施していることもあります。契約前には月額料金だけでなく、初期費用がいくらかかるのか、そしてお得なキャンペーンが利用できないかも忘れずにチェックしましょう。トータルコストで比較検討することが賢い選択につながります。

月0円~500円以下でおすすめの格安SIMまとめ

この記事では、月々のスマートフォン料金を節約したい方に向けて、月額500円以下で利用できる格安SIMや、実質0円に近い形で運用できる方法について詳しく解説してきました。

結論として、完全に永年0円で利用できる音声通話付きSIMは現状ありませんが、LINEMOのキャンペーンを利用すれば最大6ヶ月間実質0円、povo2.0であれば180日ごとの有料トッピング購入などの条件付きで基本料0円運用が可能です。

また、月額500円以下に目を向ければ、日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン(月額290円/1GB)」やHISモバイルの「自由自在スーパープラン(1GBまで290円)」、mineoの「マイそく スーパーライト(月額250円/最大32kbps、平日昼利用不可)」、エキサイトモバイルの「Fitプラン(低速のみ495円)」といった音声通話も可能な魅力的な選択肢が存在します。

さらに、NUROモバイルのようにデータ通信専用(またはSMS付き)であれば「お試しプラン」として500円以下で提供されている場合もあります。これらのSIMは、メイン回線としての利用はもちろん、災害時のサブ回線、通信障害時の備え、海外渡航時の電話番号維持、タブレット用など、様々なシーンで活用できます。

ただし、契約時には通信速度の制限、データ通信専用SIMと音声通話SIMの違い(特に音声通話の可否)、初期費用の発生といった点に注意が必要です。ご自身のスマートフォンの使い方や目的に合わせて、最適な一枚を見つけて、賢く通信費を節約しましょう。ぜひこの機会に、あなたのスマホプランを見直してみてはいかがでしょうか。

《シネマカフェ編集部》