大友啓史監督作『宝島』より特番映像4種が解禁された。
歴史の陰に埋もれたアメリカ統治下の沖縄を描いた真藤順丈氏の直木賞受賞作を、二度の撮影延期の危機を乗り越えながら完成させた本作。
この度解禁されたのは、妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝によるスペシャル鼎談を収めた特番映像。
「撮影秘話編」、「タレコミ編」、「キャラクター編」、「撮影の舞台裏編」の4つのパートに分かれており、それぞれ映画の見どころを余すところなく紹介。
大規模な撮影の裏側や41日間にわたる濃密な沖縄ロケでの思い出をふり返るとともに、3人にとっての英雄・オン(永山瑛太)への想いを語り尽くす、計60分のスペシャルトークが収録されている。
この日のために特設された「宝島展」に3人が訪れ、制作のために準備された膨大な絵コンテやロケ地の設定図、数々の話題作に携わる衣装デザイナー・宮本まさ江氏が手掛けたキャラクター衣装について、それぞれに込めた熱い想いやこだわりなどをたっぷりと解説する「撮影秘話編」では、3人が共通して撮影前に訪れたという佐喜眞美術館(沖縄県宜野湾市)での体験について回顧する。
そして、過酷な時代を懸命に生き抜くグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)について、そして、妻夫木が「3人にとっての“全て”だった」と明かす、“オンちゃん”への想いを語る「キャラクター編」。
「タレコミ編」では、本作にも出演する村田秀亮(とろサーモン)がサプライズゲストとして登場し、制作スタッフ陣から寄せられた妻夫木、広瀬、窪田の撮影現場での“珍行動”を次々と暴露する場面も。
さらに、「撮影の舞台裏編」では本編鑑賞会も開催。延べ2,000人のエキストラが参加した圧巻のコザ暴動シーンをはじめ、窪田が「『宝島』の中でも象徴的なシーン」と語る小学校への米軍機墜落シーン、広瀬も「衝撃的だった」と明かすグスクとレイの衝突シーンなど、迫力の映像の魅力を述懐している。
『宝島』は9月19日(金)より全国にて公開。


