この秋配信スタートの注目4選！「今際の国のアリス」最新作から韓ドラ「あなたが殺した」まで

多くの夏ドラマが最終回を迎えていく中、10月から始まる秋ドラマまで何を観ようか、迷っている人もいるのでは？　そんな人にぜひ観てほしい、これからスタートする配信オリジナル作品を4作品ピックアップして紹介。

「今際の国のアリス」シーズン3（初回配信：9月25日）

麻生羽呂の漫画を映像化した、国内外多くのファンがいる大ヒットサバイバルドラマ「今際の国のアリス」。最新作のシーズン3では、W主演の山崎賢人と土屋太鳳が続投し、佐藤信介が再び監督を務めた。

生きる意味を見失っていたアリス（山崎賢人）とウサギ（土屋太鳳）が、仲間と共に元の世界に戻ることを希望として、命懸けの“げぇむ”に挑む。知力・体力・チームワークなど登場人物たちの特性が活かされる多種多様な“げぇむ”で、国民と呼ばれる敵と死闘を繰り広げるサバイバルアクションシリーズの続編。

前作で全てのカードの“げぇむ”をクリアし、元の世界に戻ったアリスとウサギは結婚。しかし、死後の世界を研究しているリュウジに、ウサギは今際の国へ連れられて行ってしまう。先に今際の国に行くウサギと、それを追いかけるように再び、今際の国へ戻るアリスは、それぞれに参加者たちと共に“げぇむ”に挑む。離れ離れとなった2人は、一緒に現実の世界へ戻ることができるのか。

「濁流」（初回配信：9月26日）

ディズニープラス初のオリジナル韓国時代劇シリーズ。濁流に変わり果てた無法地帯の朝鮮を舞台に、3人の男女の揺れ動く運命の物語。

国軍将校になることを夢見る2人の幼なじみが、夢を実現する前に離ればなれになってしまい、異なるそれぞれの道を歩んだ。数年後、ある争いの最中に再会。過去を隠してならず者として生きるチャン・シユル（ロウン）と、清廉な官吏を志すチョン・チョン（パク・ソハム）、そして朝鮮一の商人を夢見るチェ・ウン（シン・イェウン）。揺るぎない信念で己の世界を築き上げようとする彼らの運命が交錯し、激動の物語が動き出す。

ここまで荒々しくワイルドなビジュアルを時代劇で見せるのは初となるロウンの姿に、期待が高まっている本作。ロウンのほかにも、「ザ・グローリー ～輝かしき復讐～」のシン・イェウン、「セマンティックエラー」のパク・ソハム、「ソウル・バスターズ」のパク・ジファンが出演している。

「MISS KING / ミス・キング」（初回配信：9月29日）

憎しみに囚われる“人生どん底ダークヒーロー”国見飛鳥が、将棋を通じて人生を取り戻していく物語。

天才棋士・彰一（中村獅童）のもとに生まれた飛鳥（のん）は、仲睦まじい幼少期を送っていたが、父は出て行き、母は病で他界。父が将棋界で成功を収め、脚光を浴びる姿に殺意が芽生え、復讐を試みる飛鳥だが、その場で図らずも将棋の才能を発揮。

そして、彰一に対して因縁の過去を持つ元棋士・藤堂（藤木直人）に、共に「将棋で復讐をしよう」と持ちかけられ、藤堂の指導のもと、史上初の女性棋士を目指すことになる。

飛鳥をのん、藤堂を藤木直人、復讐計画を見守る藤堂の恋人役で倉科カナ、復讐相手となる父親を中村獅童が演じるほか、奥貫薫、森愁斗（BUDDiiS）、鳴海唯、西岡徳馬、山口紗弥加らが出演する。

「あなたが殺した」（初回配信：11月7日）

本作は、日本でもドラマ化された、奥田英朗の傑作サスペンス小説「ナオミとカナコ」が原作。奥田氏ならではの息もつかせぬストーリーテリングによって、2人の女性の悲壮な決断と友情譚がサスペンスフルに描かれ、韓国でも大人気となった。

今回の映像化は、ナオミは「ウンス」、カナコは「ヒス」と名前を変え、韓流ドラマとして制作。デパートのブランド館職員のウンスを「ボーイフレンド」のチョン・ソニ、幸せとは程遠い結婚生活に絶望するヒスを「イカゲーム」のイ・ユミが演じ、ウンスは、夫の暴力により地獄のような時間を過ごしている親友ヒスを助けるために、重大な決心をすることに。

2人のほかにも、ウンスとヒスを窮地に追い込むヒスの夫をチャン・スンジョ、彼女たちをサポートする社長役でイ・ムセンも出演する。

※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」