“ロマンスの女王” ソ・ヒョンジンが新作ドラマ『ラブ ミー』(U-NEXTで配信予定)を選んだ理由は、「自分の愛、家族の愛を見つめる特別なロマンス”だからだ。
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劇中でソ・ヒョンジン扮するソ・ジュンギョンは、一見すると何ひとつ不足のない“憧れのシングル女性”。産婦人科医という立派な職業に、誰もが認める美貌、芯の強い性格まで備えている。
しかし、その内面はまったく異なる。7年前、母のキム・ミラン(演者チャン・ヘジン)の事故をきっかけに心を閉ざしてしまい、孤独を他人に悟られまいと努力を続けてきた。
ソ・ヒョンジンは彼女を「誰に対しても少しずつ違う仮面を被り、生きづらさを隠して生きる“見栄っ張り”」と分析する。
そんなジュンギョンの日常を揺らすのが、隣人チュ・ドヒョン(演者チャン・リュル)との偶然の出会いだ。
「よく顔を合わせることは、勝てない」と語るように、ジュンギョンの孤独を見抜いたドヒョンは、静かに、しかし確かに彼女の心へ染み込んでいく。
現実的な愛の答えを求め、互いにぶつかり支え合いながら歩いていく2人の姿こそ、このロマンスの核心といえる。
ソ・ヒョンジンは「ジュンギョンとドヒョンは、さまざまな出来事の中で常に選択の岐路に立たされる。視聴者の皆さんにも、それぞれの視点で彼らの“選択”を考えながら物語を楽しんでほしい」と語り、作品への期待を高めた。
そして今回、彼女が作品を選んだ最大の理由が「家族」というテーマだと明かす。
「自分の弟や父の恋愛を見られる機会って、普通はないでしょう?でも『ラブ ミー』は自分の愛、そして家族の愛という二つの視点で描かれる、世代別の恋と愛が詰まった新鮮なドラマだと思った」と語った。
さらに、「家族は、どれだけぶつかり合っても結局は一緒に進む存在。社会の人間関係のように、無理に努力しなくてもいい相手だ」とし、「だからこそ、家族に対して別の基準で接する部分や、自分の年齢で起こり得る状況に深く共感しながら演じた」と振り返る。
30代のジュンギョン、50代の父ジンホ(演者ユ・ジェミョン)、20代の弟ジュンソ(演者イ・シウ)が、それぞれ深い喪失から抜け出し、新たに始める“世代別ロマンス”にも注目が集まるところだ。
ソ・ヒョンジンは「家族のシーンは出演者全員が本当に大好きで、現場に良い緊張感があった」と語り、その期待にさらに火をつけた。

『ラブ ミー』は、ソ・ヒョンジンが2018年の『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』以来7年ぶりにJTBCに復帰する作品としても話題を集めている。
“人生ラブコメ”と称された前作に続き、今回はどんな“人生ロマンス”を見せてくれるのか期待が高まるばかりだ。
最後にソ・ヒョンジンは「『ラブ ミー』は、年末にぴったりの温かく情熱的なドラマ。気楽に観て、たくさん語り合える作品になればうれしい」と観どころを伝えた。
『ラブ ミー』は、ヨセフィン・ボルネブッシュが手がけたスウェーデンの同名のオリジナルシリーズが原作。オーストラリアでも同タイトルでリメイクされている。
『ラブ ミー』は、U-NEXTにて韓国放送と同日の12月19日(金)より独占配信。
(記事提供=OSEN)

