ドラマ『21世紀の大君夫人』(Disney+で日本配信)を演出したパク・ジュンファ監督は、5月19日にソウル市内で終映インタビューを行い、作品をめぐる批判論争について涙ながらに謝罪した。
【関連】「日本の皇室と酷似」「中国の属国扱い」『21世紀の大君夫人』が歴史歪曲の疑惑で不名誉な終幕に
本作は『ソンジェ背負って走れ』のビョン・ウソクと、歌手兼女優のIUが主演を務めることで放送開始前から大きな期待を集めていた。

その期待に応えるように、16日に放送された第12話(最終回)は自己最高視聴率13.8%(ニールセンコリア全国世帯基準)を記録し有終の美を飾った。しかし、第11話で描かれた一部の内容が「歴史を歪曲しているのでがないか」として批判が殺到。
放送終了後には主演のIU、ビョン・ウソクが相次いで謝罪を発表し、同作品に対しての論争は止む気配がない状況だ。
これを受け、パク・ジュンファ監督は、インタビュー開始時に現場に集まった取材陣に深く頭を下げて謝罪の意を表した。
まず、「私はこのドラマの撮影がすべて終わった後にMBCでインタビューをしたことがある。このドラマを見てくださる方々にとって楽しく幸せなヒーリングドラマになってほしいと話したが、結果的に皆さんにこうした不快な場面と、癒しではなく申し訳ない状況を作ってしまった。言い訳の余地なく、制作陣を代表して最も大きな責任があると思っている。視聴者の皆様にお詫び申し上げる」と述べた。
さらに、「個人的にも、このドラマをここまで一緒に努力して作り上げてきた俳優たちの努力に対し、十分な報いではなく困難を感じさせてしまったようで申し訳なく、深くお詫び申し上げる」と語った。
また、監督はインタビュー終盤で涙を見せながら、次のように語った。
「インスタグラムの映像で年配の方がこのドラマを観てくださっているのを見ました。実は撮影中、「舞踏会のシーンはちょっと気恥ずかしくないか」と思っていました。誰かのファンタジーを描く以上、作家の意図がきちんと伝わらなければならないのに、これが韓国ではあまりない設定ではないかと考えました。踊って手を差し出す過程などが視聴者の方々に不快に感じられたらどうしようとも思っていました。しかし、その映像を見ていた年配の方がとても喜び、楽しんでくださっていました。その隣で息子さんが「お父さん、面白い?」と聞いたら、「すごく面白い」と答えてくださったんです」。
「そしてイアン大君がヒジュにプロポーズする場面も、撮影中の私自身にとっても大変な回でしたが、そのプロポーズの姿を見てその方が「感動的だ」と言ってくださったのを見て、弁明というよりも、そうした気持ちで観てくださる方々に不快感を与えてしまったことが本当に申し訳なく思いました。申し訳ありません」と謝罪した。

(記事提供=OSEN)
■【関連】制作費300億ウォンの超大作『21世紀の大君夫人』が迎えた「全話廃棄要求」の残酷な結末

