テレビ東京で放送中の韓国ドラマ『オクニョ 運命の女(ひと)』。本作は、2016年に韓国で放送され、日本でもNHKや民放各局で繰り返し放送されてきた不朽の名作だ。
しかし、この作品を彩った俳優陣の中には、すでにこの世を去った人々がいる。一人は、主人公オクニョの友人であるスリの少女・マノク役を演じたカン・ソハさん。
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そしてもう一人が、文定(ムンジョン)大妃の忠実な側近、キム尚宮(サングン)を演じたベテラン女優のキム・ミンギョンさんだ。
キム・ミンギョンさんは2021年8月16日、61歳で息を引き取った。故人の最期については、場所や具体的な死因こそ明かされていないものの、その突然の訃報に芸能界からは惜しむ声が相次いだ。

彼女の俳優としての歩みは、1979年に劇団「信協(シニョプ)」の団員としてスタートした。舞台演劇の世界でキャリアを積み、『最後から二番目の恋人』や『小さな恋のメロディ』など数多くの舞台に立ち、確かな演技力を磨いてきた。
その実力は早くから認められ、1981年には「大韓民国演劇祭」で新人賞を受賞。演劇界の将来を担う存在として注目を集めた。
『オクニョ』で見せた圧倒的な存在感
その後、活動の場を映画やドラマへと広げた彼女は、数多くのヒット作で「母親役」や「ベテランの重鎮」として欠かせない存在となった。
特に『オクニョ』では、キム・ミスク演じる文定大妃に影のように寄り添うキム尚宮を熱演。大妃の冷徹な策略を支える静かながらも重みのある演技は、物語に緊張感を与え、視聴者に強い印象を残した。

『オクニョ』以降も日本でも広く知られている『『椿の花咲く頃』『マウス~ある殺人者の系譜~』などに出演した。
舞台から始まり、銀幕、そしてお茶の間へと、40年以上にわたり演技の情熱を燃やし続けたキム・ミンギョンさん。彼女が劇中で見せた温かい眼差しや、時には冷徹なまでのプロ意識は、作品を通してこれからも多くのファンの心に残り続けている。
文=韓ドラLIFE編集部
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