テレビ東京で放送中の『オクニョ 運命の女(ひと)』で凛としたヒロイン像を印象づけているチン・セヨン。とはいえ、ドラマは2016年に初放送されたもの。あれから10年が経ち、今の近況が気になるところだ。
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そんなチン・セヨンの最新作が目下、韓国のKBSで放送中の週末ドラマ『愛を処方して差し上げます』。2026年1月31日に韓国で放送がスタートしたこの作品は、長年にわたって複雑な因縁を抱えてきた二つの家族を背景に、恋愛と家族の物語が交差していくファミリーロマンスだ。

チン・セヨンが演じているのは、コン・ジュアという女性。医師免許を持ちながらも、自分の本当に進みたい道を選び、衣類デザイナーとして生きる人物。劇中ではファッション部門でキャリアを積んできた女性として描かれており、単なる恋愛ドラマのヒロインではなく、仕事への誇りと現実的な悩みをあわせ持つ役どころになっている。
これまでのチン・セヨンには、どこか清楚で品のあるイメージが強かったが、今回はそこに“自分の人生を選ぶ女性”としての意志の強さが加わった印象だ。相手役を務めるのはパク・ギウン。2人は2012年の『カクシタル』以来、14年ぶりの再共演となる。
この顔合わせは放送前から話題になっており、韓国でも“久しぶりの再会”として関心を集めた。しかも今回は、ただ恋に落ちるだけの関係ではなく、家同士の確執や立場の違いも絡む設定で、ロマンスの行方に加えて家族劇としての見どころも用意されている。
気になる評判については、まず視聴率が非常にわかりやすい。初回の全国視聴率は14.3%でスタートし、その後は着実に上昇。第11話では18.4%、瞬間最高20.1%を記録したと報じられた。
さらに4月時点では19%台を記録しながら、週末ドラマ1位を維持していると伝えられている。少なくとも数字の上では、かなり好調な作品といってよい。
作品の受け止められ方としては、重厚な名作というより、家族の対立や恋愛のもつれをテンポよく見せていくタイプの週末ドラマである。登場人物同士の関係が濃く、次の展開が気になる構成が続くことが、数字にも表れているのだろう。その中でチン・セヨンは、ドラマの中心に立つヒロインとして安定した存在感を見せている。

『愛を処方して差し上げます』でもこれまでの清楚なヒロイン像を保ちながら、少し大人びた女性像へと歩みを進めたチン・セヨン。視聴率の推移を見ても、作品はしっかり支持を集めている。いまのチン・セヨンを知るうえで、この最新作は見逃せない一本になっている。
文=森下 薫
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