水上恒司主演映画『本当にあった話(の話)』より、ポスタービジュアルと予告編が公開された。
世間を震撼させた「配偶者入れ替え連続殺人事件」から数十年経ったいま。事件を基にした禁断の舞台が作られることになり、夛田が主演を射止めるが、深くのめり込んで人物と一体化してしまう。彼の凄まじい執着、執念は、相手役や脚本家、演出家らを次々と掌握し、戦慄と興奮のクライマックスへと突入していく――。
本作は、“実際に起きた殺人事件”というフィクションを題材に、虚構が現実を、妄想が真実を飲み込んでいく、その戦慄と興奮を毒気混じりのユーモアで描き出す。
今回公開されたポスタービジュアルは、演技経験はないが、事件を基にした禁断の舞台で主演を射止める、水上演じる主人公・夛田が、強烈な笑顔で写し出されている。主演の座を射止めたのを機に、役と一体化してしまい、本当のことを盲信して暴走する男の恐怖が滲み出ている。
また、相手役の米良(黒木華)、舞台の脚本家・垣内(小池栄子)、舞台演出家・加藤(佐々木蔵之介)の姿も収められ、夛田を恐れるわけでも受け入れるわけでもない、真顔がどこか不穏でおかしみすら感じさせる。
そして予告編は、Maika Loubté(マイカ・ルブテ)の「鋼の馬」をバックに、夛田が役に呑み込まれ、周囲の化けの皮を剥がしていく過程がスケッチされていき、暗がりでパソコンの光に照らされた不気味な笑顔で締め括られる。また、謎のダンスを踊る米良ら、夛田以外のキャラクターも狂っていることが垣間見える。
『本当にあった話(の話)』は10月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。



