2012年より放送を開始し、好評を得た医療ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の韓国リメイク版「ドクターX:白いマフィアの時代」の台本リーディング現場を収めたメイキング映像が公開された。
主人公のケ・スジョンを演じるキム・ジウォンをはじめ、イ・ジョンウン、ソン・ヒョンジュ、キム・ウソクら主要キャストが参加した今回の映像では、俳優たちが初めて顔を合わせ、台本の読み合わせに臨む様子が公開され、作品への期待を高めている。
本作は、既存のメディカルドラマとは異なる「メディカル・ノワール」というジャンルを掲げる作品。失敗や妥協を許さず、卓越した技術だけを武器にする天才外科医、ケ・スジョンを中心に物語が展開される。
主人公のフリーランスの天才外科医・大門未知子に当たる、医師を圧倒する医師であり、実力で医師とは何かを証明するケ・スジョン役を「涙の女王」のキム・ジウォンが演じる。
映像の冒頭では、教授の論文資料調査も、院長回診、教授回診も「致しません」と返し、「ただ技術だけが私の武器である天才外科医」というケ・スジョンの人物像が描かれる。映像には手術シーンを思わせるセリフも登場し、「生きている限り、必ず生かします」と語る場面からも、患者を救うことに対する強い信念がうかがえ、規則や慣習にとらわれることなく、自らの医術と技術を信じて突き進む人物像が印象的だ。
『パラサイト 半地下の家族』「私たちのブルース」などに出演したイ・ジョンウンが、「メロンです、請求書です」のセリフでお馴染みの岸部一徳が演じた名医紹介所所長・神原晶に当たるチャン・ヒスクを演じる。フリーランスの医師たちを病院に紹介する会社を運営する人物で、劇中では主人公ケ・スジョンの叔母であり、頼もしい後援者として登場するという。
「YOUR HONOR~許されざる判事~」などに出演したベテラン俳優ソン・ヒョンジュは、西田敏行が演じた大学病院院長・蛭間重勝に当たる、大学病院分院の病院長プ・スングォン役を演じる。台本リーディングでは「ケ先生を手術室に呼ぶように言ってください」といったセリフを披露し、病院の中で重要な立場を担う人物であることをうかがわせた。
「禁婚礼ー朝鮮婚姻禁止令ー」で印象を残したキム・ウソクが演じるパク・テギョンは、外科インターンとして登場する。キム・ウソクはテギョンについて「動物にたとえるなら、犬のレトリバーみたいな人物」と紹介した。人が大好きで情が深く、とても温かい性格をしている一方、その内側には少し傷を抱えている人物だと説明した。「先生、ずっと探してました」「これ、すごくおいしいです。先生も召し上がってみてください」といった、テギョンの人懐っこさを感じさせるセリフも登場。彼がどのような存在感を見せるのかにも注目が集まる。
リーディング映像には、患者の治療方針をめぐって激しく衝突する場面も収められている。「失敗したら過剰治療で死亡だぞ」「どうするつもりで、こんな無茶をするんだ?」など、緊迫したセリフが飛び交い、単なる医療ドラマにとどまらない作品の雰囲気を感じさせる。
メディカルドラマにノワールの要素を掛け合わせた「ドクターX:白いマフィアの時代」。天才外科医ケ・スジョンを中心に、医師や病院関係者たちが繰り広げる緊張感あふれる物語がどのように描かれるのか。キャスト陣の熱気が伝わる台本リーディング映像を通して、初放送への期待がさらに高まっている。


