8日(現地時間)、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門でフローリアン・ゼレール監督の『Bunker(原題)』が上映された。今年の同映画祭で最長となる16分間のスタンディングオベーションを受けたという。「Deadline」が報じた。
「Deadline」の集計によると、これはスタンディングオベーションの記録が取られるようになって以降、ヴェネチア国際映画祭で史上3番目に長い拍手だという。これを上回る記録は、2024年のペドロ・アルモドバル監督作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』の18分間と、2025年のカウテール・ベン・ハニア監督作『ヒンド・ラジャブの声』の22分間のみとなっている。
『Bunker』は、フローリアン・ゼレール監督が脚本と製作も務めたサイコスリラーで、ある夫婦が直面する感情的、道徳的な葛藤を描く。成功を収めた建築家ミゲル(ハビエル・バルデム)は、テック業界の億万長者から終末に備える地下シェルターの建設依頼を受ける。しかしその仕事をきっかけに、妻ソフィア(ペネロペ・クルス)は17年にわたる夫婦関係に疑問を抱き始める。やがて2人は、極端な富、疑心暗鬼、恐怖が渦巻く世界へと引き込まれていき、不気味な隣人の存在も新たな不安の種となっていく。
キャストはハビエル・バルデム&ペネロペ・クルスのほか、スティーヴン・グレアム(「アドレセンス」)、ポール・ダノ(『The Batman-ザ・バットマン-』)、パトリック・シュワルツェネッガー(「ザ・ボーイズ」)らが出演している。




