ドラマ「ブレイキング・バッド」で、ブライアン・クランストン演じる主人公ウォルター・ホワイトの息子、ウォルター・ホワイト・Jr.(フリン)を演じたRJ・ミッテが、12日(現地時間)に亡くなった。34歳だった。代理人は「愛された俳優であり、慈善家、そして障害者の権利を熱心に訴えてきたRJ・ミッテが亡くなったことを、深い悲しみとともにお知らせします」とメディアに声明を発表した。また、「People」誌に死因が自殺であったことも認めている。
RJ・ミッテは、「ブレイキング・バッド」で演じたフリン役と同じく、自身も脳性まひを抱えていた。2008年から2013年まで放送された同作の大ヒットをきっかけに、障害への理解やインクルージョンを広める活動にも力を入れるようになった。
「ブレイキング・バッド」でウォルター・ホワイトを演じたブライアン・クランストンは、インスタグラムに長文メッセージを投稿。RJ・ミッテとは彼が14歳の頃に初めて会い、「『ブレイキング・バッド』の中のかわいい息子」として成長を見守ってきたという。「特に心が痛むのは、彼が自ら命を絶ったと聞いたことです」とつづった。数週間前にはRJ・ミッテとメッセージをやりとりし、「いつランチをしようか」という話もしていたことを明かした。そして、「もしあのランチが実現していたら、彼の未来を変えることができていたのだろうか……」と自問するようにつづった。
ジェシー・ピンクマン役を演じたアーロン・ポールは、「RJのことを聞いて胸が張り裂けそう。大好きな友よ、寂しくなるよ」「これを読んでいる人に伝えたい。あなたは愛されているし、一人じゃないよ。どうかそれを忘れずに」と「The Hollywood Reporter」に追悼メッセージを寄せた。ハンク・シュレイダー役のディーン・ノリスは、「『ブレイキング・バッド』でRJは私の息子を演じたわけではないが、私はいつもセットで彼のことを子どものように気にかけていた。彼は本当に心やさしい青年だった。とても寂しく思う」とコメントした。




