ゴールデン・グローブ賞で作品賞と主演男優賞を受賞、エミー賞でも主演男優賞、監督賞などに輝いた「トランスペアレント」がAmazonプライム・ビデオにて好評配信中!シネマカフェでは、今からでも間に合う、本作のシーズン1、2の魅力や、最新のシーズン3のポイントやいち早くみたユーザーの感想まで、余すことなく特集!これを見れば「トランスペアレント」が分かる!
“テレビ界のアカデミー賞”ことエミー賞で、主演男優賞(ジェフリー・タンバー)と監督賞(ジル・ソロウェイ)を受賞! ロサンゼルスに住むフェファーマン一家を主人公にした「トランスペアレント」は、まもなく70歳になる父がトランスジェンダーであることを告白しようとする所から始まる。ゴールデン・グローブ賞でも作品賞に輝くなど、各賞における評価の高さからも分かるように、描かれるのは良質で味わい深いファミリーストーリー。父の一大決心を皮切りに、それぞれ抱えてきた様々な問題を噴出させ始める家族の姿に優しい眼差しが向けられている。始まりの展開はどの家族にも当てはまるものではないが、人生を生きる者は誰もが悩める子羊。そんな物語の普遍性に、愛とユーモアをもって切り込んでいる。
自分の性に違和感を覚えながら70年間生きてきたモートン改めモーラは、離婚した妻と3人の子供にカミングアウト。その告白を受けた家族にもそれぞれ悩みがあり、長女サラは夫や子供たちに恵まれながらも学生時代のガールフレンドとの恋を再燃。長男ジョシュアは仕事面で成功を収めながらも、女性との関係において問題を抱えている。また、繊細な次女アリは30歳を過ぎても大人になりきれず…。それぞれの心中が明かされたシーズン1に続き、シーズン2では問題が一層浮き彫りに。生きにくい現実を突きつけられるモーラ、同性の恋人との結婚に踏み切るサラ、自分に大きな息子のいる事実が判明したジョシュア、フェミニズムの研究者に傾倒し始めるアリの試行錯誤と自分探しが綴られ、ままならない人生の苦みを教えてくれる。
LGBTセンターで電話相談係をするモーラは、死の恐怖に直面したことから心と体の関係に思い悩み始める。一方、元夫と暮しながら性的欲求は別の相手で満たすサラ、ままごとのような同居生活を送るジョシュアとアリも、それぞれどこか空虚な気持ちを抱えていた…。ますます悩み深きフェファーマン一家から目が離せない!
ユーモアはあるけど、切々と胸にしみました。
フィールド・オブ・ドリームスの時代を知っているとギャビー・ホフマンの成長っぷりに驚きました。
ジェンダー以外にもたくさんの問題提起がコンパクトに、スマートに、整理されて自分の中に流れてきました。
病院で差別されたり、教会行事でもバイセクシャルだと知られると態度を変えられたりとLGBTが理解されない現状を知った。モーラが今後どんな行動を起こすのか気になる。
面白かった。ジェンダーに偏らず、色々な差別や偏見が描かれていてアメリカの今はこうなのかな?と思った。SATCが大ヒットしたように日本の社会でももっと評判になってほしい。
トランスジェンダーというありのままの自分でいることを選択したことが決してただ単にハッピーということではなく、どれだけ大変で覚悟がいることなのかというその先の苦悩を知った。
女であるとか男であるとかって何なんだろうと考えてしまった。
号泣しました
ロサンゼルスに住む70歳を迎えるモートンは、成人した3人の子どもと離婚した妻に言えない秘密をかかえて暮らし、ついにその秘密を子どもたちに打ち明けるが、妻や3人の子供たちもそれぞれ悩みを抱えていた。長女のサラは夫と2人の子どもとの幸せな生活を送りつつも学生時代のガールフレンドとの恋が再燃。長男のジョシュアは音楽プロデューサーとして成功しているが自分がプロデュースする若いミュージシャンに手を出しながら、年上の女性と複雑な関係に陥っていた。次女のアリは30歳を過ぎても定職にもつかず男性関係もうまくいかず、父モートンから小 遣いをもらって生活。そして別れた妻シェリーもある重大な問題を抱えていた。カミングアウトした父モートンはモーラとして人生をやり直していくことを決意し、子どもたちもまた父の告白をきっかけに自分自身の人生を見つめ直していこうとするのだが…。
オフィシャルサイト:http://www.amazon.co.jp/primevideo
音楽がとても素敵。ユダヤとアメリカの社会、日本では気づかないことを私も体験しました。