『スーパーマン リターンズ』ブランドン・ラウス、ケビン・スペイシー、ケイト・ボスワース、ブライアン・シンガー監督来日記者会見
世界中に愛され続けているスーパーヒーロー、スーパーマンが今夏スクリーンに帰ってくる。5年前に姿を消したスーパーマンが再び地球に戻ってくるところから始まる『スーパーマン リターンズ』。スーパーマン役に世界中から集まった数千人の選ばれた新星ブランドン・ラウスをはじめ、ケイト・ボスワース、ケビン・スペイシー、ブライアン・シンガー監督が揃って来日記者会見に登壇した。
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今回が初来日のブランドンは「はじめまして。どうぞよろしく」と覚えたての日本語で挨拶。「スーパーマンとしてスクリーンで自分を見るのは興奮しました。クリトファー・リーヴが僕のスーパーマンだったので、なんだか複雑な気持ちでした。とても誇りに思っているし、名誉なことです。スーパーマンが体言するものは、真実、正義、自信、そして人々をつなぐ愛。彼は世界中に知られ、愛されているキャラクターなので、そのエネルギーを伝えていきたいと思いました」。
スーパーマンことクラーク・ケントが愛する同僚記者、ロイス・レインを演じるのは日本でも大ヒットした『ブルー・クラッシュ』のケイト・ボスワース。「このキャラクターはとても好き。彼女はセクシーなだけではなく、独立心、力、元気を持っていて、尊敬しているキャラクターを演じることが出来て嬉しかったです。ロイスは現代のヒロインだと思います。」
そして宿敵、レックス・ルーサーを演じるのは2度のオスカーに輝くケビン・スペイシー。ファン待望の初来日を果たしたケビンは「ボンジュールみなさん」と早速挨拶から冗談を飛ばした。強烈な印象を残す髪形については、「レックス・ルーサーは昔からはげている。撮影中は毎日剃り、さらにメイクの方が光輝くようにしてくれたので、実際の頭よりもきれいです。かつらもいくつか被りますが、実生活でも着用しています」と会場の笑いをさそった。
監督は『ユージュアル・サスベクツ』『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガー。近年アメコミを原作にした映画が増えているが、シンガーは「コミックは20世紀の神話」と語る。「コミックを読んで育ったわけではなく、SFが好きなだけだが、コミックはいい話が多い。我々が「キング・アーサー」や「エクスカリバー」の伝説を読む感覚で、50年先の人は『スーパーマン』を読むだろう。芯は人間のドラマ。ロマン、寓話、歴史…人間が生きていくうえでの様々な瞬間をとらえていると思う」。
すでに全米ではNo.1スタートを遂げ、ヒーローをよみがえらせた『スーパーマン リターンズ』。アクション映画の枠を超えた、“スーパー・ラブストーリー”ともいえる本作は、夏休みにふさわしい、真のエンタテインメント作品として、新たな感動を与えてくれる。
『スーパーマン リターンズ』
配給:ワーナーブラザース映画
劇場情報:8月19日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国松竹・東急系にて公開
(C)2006 Warner Bros. Entertainment Inc.
《シネマカフェ編集部》
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