『レディ・イン・ザ・ウォーター』レビュー
郊外のアパートで管理人として働いているクリーヴランドはある日、夜中にプールを荒らしていた犯人を発見する。それは、美しい女性だった。しかしストーリーという名前以外は何も分からない。そんな時、住人で韓国人の女子大生から東洋の伝説を聞き、ストーリーが水の精であること、ブルー・ワールドという故郷に帰らなければならないことを知るのだが…。ストーリー役のブライス・ダラス・ハワードは『ヴィレッジ』に続き、シャマラン監督作品に出演。その容貌と確かな演技力で水の妖精という現実味の薄いキャラクターに命を吹き込んだ。そのストーリーを助けるために奔走するクリーヴランドにポール・ジアマッティ。ちょっと頼りない、でも信用の置けるキャラクターは、まさにハマリ役。
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これまでのシャマラン作品とは少々毛色が違う。どちらかというと、SF的な要素が多かった(ような気がする)が、今回は神話をベースにしており、どちらかというとファンタジック。東洋の伝説がカギとなり、その伝説を基に、ストーリーを故郷に帰すために必要な人材を集めていくという設定は、まさにRPG。まぁ、勇者がポール・ジアマッティというのは少々地味ですけれどもね…。
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