池脇千鶴、中越典子、中村優子『ストロベリーショートケイクス』公開記念“女の本音”座談会トークショー開催
恋の訪れを待つフリーターの里子、一途に1人の男を想い続けるデリヘル嬢の秋代、結婚願望の強いOLちひろ、過食症のイラストレーター塔子。性格も職業も異なる4人の女性が、それぞれのままならない思いを抱え、傷つき、泣きながらも人生にきちんと向き合った時、彼女たちに小さな奇跡が起こる…。
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それぞれの幸せと選択を痛々しくもリアルに描き、多くの女性の共感を呼んだ傑作コミックを映画化した『ストロベリーショートケイクス』。今週末の公開に先駆け、主演女優3人を迎えての女性限定“女の本音”座談会トークショーが9月19日(火)に開催された。
里子を演じるのは『ジョゼと虎と魚たち』での演技で実力派女優の地位を築いた池脇千鶴。「里子は恋も仕事もほったらかして気ままに暮らしている、そんな女の子です」。
トークショーに入り、恋愛において恋と仕事、どちらを取るのか? といった質問には、「両方です。どっちも欲しいですけど、いい恋をしてると仕事は駄目です(笑)」と本音を明かした。
デリヘル嬢の秋代役を務めたのは、実生活でも今年2月4日に入籍したばかりの中村優子。恋愛と結婚の繋がりについて質問が及ぶと、「私は毎回、恋愛の延長戦上に結婚があるような気がしてて、今回は、彼だったんだな」と幸せそうな笑顔を浮かべ、隣にいた中越典子が“おのろけ”と冷やかす場面があり、会場の笑いを誘った。
本作のメガホンをとったのは『三月のライオン』で禁断の愛を描いた矢崎仁司監督。原作者・魚喃キリコが彼の大ファンということで、今回の映画化が実現した。「これは理解するよりも感じて欲しい映画です」とこれから観る観客にメッセージを贈った。
公開は9月23日より渋谷シネアミューズにて。
《シネマカフェ編集部》
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