パリ13区アマチュア合唱団の歌声『合唱ができるまで』12月23日公開初日決定
“歌いたい!”という強い気持ちが、生き生きとした表情となってスクリーンから溢れ出す、心に響く音楽ドキュメンタリーが誕生! 日々仕事に追われる大人から、子供たちやティーンエイジャー、余暇を楽しむ老人まで、一人一人の声が旋律を奏でる傑作『合唱ができるまで』が12月23日(祝・土)よりユーロスペースで公開されることが決定した。
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パリ13区で週に1度、女性指揮者・クレール・マルシャンのもと、教会でのミサ・コンサートに向けてリハーサルに集まる総勢100名のアマチュア合唱団のメンバーたち。公演を目指す合唱団の情熱に満ちた練習を追ったドキュメンタリーである本作は、人目に触れることのない合唱団の練習風景を、オーディションからユニークな発声トレーニング、ラストのコンサートに至るまで、団員たちの成長を通してその努力の過程と音楽の素晴らしさを見事に描いている。
監督は、指揮者・マルシャンとの親交がきっかけで本作の製作を決心したマリー=クロード・トレユ。丁寧かつ力強いカメラワーク、巧みな編集により、映像で表現することが困難な“合唱ができるまで”の奥深い世界を見事に表現した本作は、“映画自身がまるで音楽そのものに変化したかのように観客の心にしみこむ”という奇跡を可能にし、その知性溢れる手法にはフランス・メディアから最上級の賛辞が送られている。
《シネマカフェ編集部》
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