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映画にまつわるファッション小噺 vol.20 “プラダ”の次は?

おしゃれに敏感な女性たちに大人気、絶賛公開中の『プラダを着た悪魔』。「ヴォーグ」で働いていた経験を持つローレン・ワイズバーガーが執筆した原作本を、時に楽しく、時に身につまされながら読んだ人も多いのでは。仕事、恋、おしゃれなど、女性はいろいろ忙しい。その中で、自分らしい生き方を探りながら、少しずつ成長していく主人公の姿に共感した人は多かったことでしょう。

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おしゃれに敏感な女性たちに大人気、絶賛公開中の『プラダを着た悪魔』。「ヴォーグ」で働いていた経験を持つローレン・ワイズバーガーが執筆した原作本を、時に楽しく、時に身につまされながら読んだ人も多いのでは。仕事、恋、おしゃれなど、女性はいろいろ忙しい。その中で、自分らしい生き方を探りながら、少しずつ成長していく主人公の姿に共感した人は多かったことでしょう。

まだまだ、映画、小説ともに“プラダ旋風”が吹き荒れていますが、早くもこの11月にはローレンの新作が登場。今度は、お堅い金融業界をやめて、パーティプランナーとしてセレブの世界に飛び込んだ女性が主人公。タイトルはズバリ、「パーティプランナー 一流セレブの集めかた」。彼女が転職した会社はいわゆるPR会社。クライアントの依頼により、パーティなどのイベントを企画。そのイベントに“ハク”をつけ、クライアントのイメージ&知名度アップを図るため、なるべく多くのセレブを呼び込むというのが重要な仕事というわけです。

全く興味もないままに、華やかな世界に飛び込んでしまった女性のとまどいや冷めた視線は、「プラダを着た悪魔」のアンディに通じるものが。それなのに、どんどんセレブな世界の乱痴気騒ぎに巻き込まれていく…。ぱあああっと、思い切りハジけ切れない女心を鋭く描いているあたりにも、同書を読みながら覚えた、あの“共感”が蘇ります。先日購入したばかりですが、華やかな世界で地味な仕事をしている自分について考えてみたり、まさに主人公ベットのような仕事をしている親友のことを思い浮かべたりしながら、読みすすめている最中。セレブな世界に身を置いている人はもちろん、ゴージャスな世界に憧れている人も、いろいろな意味で楽しめる作品なのは間違いなさそう。映画化される日もそう遠くはないのでは?

《牧口じゅん》

映画、だけではありません。 牧口じゅん

通信社勤務、映画祭事務局スタッフを経て、映画ライターに。映画専門サイト、女性誌男性誌などでコラムやインタビュー記事を執筆。旅、グルメなどカルチャー系取材多数。ドッグマッサージセラピストの資格を持ち、動物をこよなく愛する。趣味はクラシック音楽鑑賞。

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