全米を震撼させた連続殺人事件を『セブン』の鬼才デヴィッド・フィンチャー監督が映画化『ゾディアック』公開初日決定
“ゾディアック”——全米で初めて、マスコミを通じて世間を挑発した連続殺人犯は自らをそう名乗った。彼は新聞社に送りつけ、一面に掲載させた犯行声明で読者の目を釘付けにし、あえて犯行の痕跡を残すことで捜査官を挑発、翻弄した。誰もが、“ゾディアック”の発するメッセージに吸い寄せられ、犯行予告に脅え、そして謎解きに熱中した。
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そのスタイリッシュな映像世界と緻密なストーリー展開で『セブン』、『ファイト・クラブ』などの話題作を生み出してきたデヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ゾディアック』。本作の公開初日が6月16日(土)に決定した。
「“ゾディアック事件”を健全なまま生き延びた者はひとりもいない」。本作の原作である「Zodiac」、「Zodiac Unmasked」の著者であり、最後まで事件を追い続けた風刺漫画家のロバート・グレイスミスはそう語る。物語は、このロバートを始め、事件に取り憑かれ、いつ終わるとも知れぬ事件の手がかりを追い続けることで人生を狂わせてゆく4人の男を中心に描かれる。
あたかもゲームのように自らの犯罪を演出する“ゾディアック”。その真実を知ろうと近づく者は、事件の魔性にことごとく捕らえられてゆく、それはあまりにも危険な罠——。『ゾディアック』は6月16日(土)より丸の内プラゼールほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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