“コラーゲン”たっぷりの白肉がオススメ!『The焼肉ムービー プルコギ』松田龍平、山田優、ARATA、桃井かおり、前田愛、グ スーヨン監督完成披露舞台挨拶
史上初の“焼肉映画”『The焼肉ムービー プルコギ』。大手焼肉チェーン・虎王の御曹司・トラオと、達人の味を守るべく修行している青年・タツジの料理対決が描かれている本作が完成し、4月11日(水)、松田龍平、山田優、ARATA、桃井かおり、前田愛、グ スーヨン監督が登壇する舞台挨拶が行われた。
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伝説の韓老人の元で修行に励むタツジを演じた松田龍平さん。本作に出演したことで「リンゴの皮をむけるようになった」そうだ。「これまで包丁を持ったことがなかったので…」という一言に会場は一気に盛り上がった。
対して、タツジの幼なじみ・ヨリ役を演じた山田さんは、「料理は大好きです。今は月に1回か2回くらいしかできないんですけど、なるべく料理するようにしています」とのこと。そんな山田さんの現場での腕の見せどころは、「まかないを作っているシーンだったり、コプチャンという長い小腸なんですけど、それをひっくり返すというか、絞っているシーンです。焼肉屋さんで教わっていたんですが、働いても良いよ、と言われるくらい上達したんですよ」とのこと。
山口県下関生まれの監督にとって、焼肉といえば“白肉(ホルモン)”だそうだ。「九州とか西日本の焼肉はホルモンなんですよ。で、東京に来てみたら、みんながあんまりホルモンを食べてない。“ゲテモノみたい”と言う人もいたりして、26年間ずっと、それにむかついていたんです(笑)。だから、それをドラマにして目にものを見せてやれ、と思いました。ホルモンは誤解されてますけど、女性には欠かせないコラーゲンたっぷりなので、ぜひ食べていただきたいと思います」と本作を製作した理由を語った。
タツジの宿敵とも言える、トラオを演じたのは俳優としてのみならず、デザイナーとしても活躍しているARATAさん。「料理は全然得意じゃないんですが、肉を焼く時に意識するようになりました。ひっくり返すタイミングとか、生でも食べられるお肉だったりしたら、どれくらいがちょうどいいとか…。撮影現場でも教えてもらいました」と語る。
そのトラオの母を演じたのが、『無花果の顔』で監督デビューも果たしている桃井さん。登場するなり、「桃井だわ」と一言。観客の気持ちを一気に掴んでしまったようで、この後は何を言っても爆笑の連続。「私、映るといつも食べてるんですよね。撮影中は、監督が犬にえさを与えるみたいに『はい、コレ食べて、コレ持って』と持ってくるんですよ。で、『はい、そこで何か!』って。『タイ焼き片手に何を言う?』みたいな感じ。すごく過酷な現場でしたよ。『俳優ってこんな仕事だっけ?』と思いましたし」と笑う桃井さん。撮影中だけでタイ焼きを17個食べたそうで、「もうタイ焼きは食べたくない」と苦笑いをしていた。
お腹も心も満たされる…よりも観たら焼肉を食べたくなる! 『The 焼肉ムービー プルコギ』は5月5日(土)よりシネクイントにて公開。
《シネマカフェ編集部》
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