【カンヌ映画祭レポートvol.07】あちらこちらでワタワタのヘビー・スケジュール
昨日開幕したカンヌ国際映画祭。日本でも開会式の模様が伝えられて、こちらでも俄然慌ただしさが増したわ。なんだかみんなワタワタしている感じよ。
最新ニュース
レポート
-
「思ったよりお似合い」イ・ジョンソクとムン・ガヨン、香港での目撃談が話題!
-
“異常犯罪にのめり込んだ男”にのめり込んだ男たちを描いた『ゾディアック』
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

なんでワタワタするかってのは理由があるの。みなさんが目にする映画祭は、公式上映の模様がほとんどなんだけど(レッドカーペットもね)、これは本当にごくごく一部の表舞台。世界中から来ているプレスのみなさんは、表舞台以外の時間が本当に過密なの。
まず朝から試写。これは当日の公式上映作品を、公式上映に使う劇場で上映するんだけど、なんとスタートが朝8時半! 前の日も深夜まで試写やら取材やらで出ている人が多いだけに、この朝一の試写はかなりヘビーなのよね。ちなみに今日の朝一は『ゾディアック』。朝からサスペンス!?
試写が終わると、今度は場所をパレ内の会見場に移して、その作品の記者会見があるの。ちなみにこの試写と会見は、どちらも入場にはバッジが必要で、色分けで入場順も決まるってワケ。だから朝一で出かけても入れないこともあったりして。なかなかシビアよ。
そんな試写と会見の繰り返しがあって、公式上映のレッドカーペットがあるわけだけど、赤じゅうたんを取材するには、正装が義務付けられていて、男性はタキシード、女性はブラックドレスってドレスコードあるのよ。厳しいでしょ?
その上、昼間には発表会や個別の取材などがあったり、夜は夜でパーティがあちこちで。これを取捨選択しながらどれだけ回るかが勝負ってわけ。いや〜、ヘビー。
ちなみにあたしは朝の試写は遠慮して、パラマウント/ドリームワークスのパーティ&発表会に参加してたわ。これは次でご説明するわね。
ね、みんながワタワタするのもなんとなくわかるでしょ?
cinemacafe.net WORLD TOUR 第60回カンヌ映画祭レポートはこちら! http://www.cinemacafe.net/fes/cannes2007/
《text:Masamichi Yoshihiro》
特集
関連記事
この記事の写真
/