【カンヌ映画祭レポートvol.27】タランティーノ記者会見でリップサービス満載!
『潜水服は蝶の夢を見る』の試写〜記者会見の後は、昨夜試写が行われた『デス・プルーフ(原題)』の記者会見! ってことは、日本でもおなじみ「ヤッチマイナー!」の『キル・ビル』監督こと、クエンティン・タランティーノが来るってわけよ。
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
『デス・プルーフ(原題)』は、70年代風モチーフにイマドキなギャルがただひたすらにくっちゃべってるパートと、それをつけねらう鬼のスタントマンとの死を賭けたチェイス・バトルの映画。だから、スタントマン役のカート・ラッセルはもちろん、ネーチャン役のロザリオ・ドーソンほかも一同にそろってたわ。それだけじゃないの。この作品の競作者でありプロデューサーでもあるロバート・ロドリゲスも急遽カンヌ入り! この2人がそろうのはレアなことだから、おかげで写真関係のプレスの人が殺気立っていたわ。
このあと、ロドリゲスは「オレは出るわ」と言って(か言わずか)記者会見には出席しなかったの。あらら、残念。とはいえ、タラちゃんの饒舌ぶり大炸裂で、会見はリップサービス旺盛。エンターテイナーはちがうわね(笑)。
さて、ちょっと余談。全然関係ないのだけど、マルシェの方を散策していたら、ちょっとビックリな作品が売りに出されていたわ。それが写真の北朝鮮映画『A Schoolgirl's Diary』。まさかここで北朝鮮映画がセールスされているとは思わずついついパチリ。レトロでアジアンな画風がマルシェで目立ちまくっていたわ。果たしてこれを買い付けた日本の会社はあるのかしら…謎ね。
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《text:Masamichi Yoshihiro》
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