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『ボルベール』を観て、この夏はペネロペファッションでキメてみる? 

ペドロ・アルモドバル監督の女性讃歌三部作の最終章。ペネロペ・クルスを主演に迎え、故郷のラ・マンチャを舞台に、女たちが母として、娘として、そして何より女として力強く生きる姿を生き生きと描き出した『ボルベール<帰郷>』が6月30日(土)、初日を迎えた。公開劇場の有楽座では、自身の名を冠したブランド“MICHIKO FUJIWARA”を展開するなど、多くの女性から支持を受け、幅広く活躍するヘアメイクアップ・アーティスト、藤原美智子によるトークショーが催された。

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会場は藤原さんによる臨時ファッション講座に。
会場は藤原さんによる臨時ファッション講座に。 全 1 枚
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ペドロ・アルモドバル監督の女性讃歌三部作の最終章。ペネロペ・クルスを主演に迎え、故郷のラ・マンチャを舞台に、女たちが母として、娘として、そして何より女として力強く生きる姿を生き生きと描き出した『ボルベール<帰郷>』が6月30日(土)、初日を迎えた。公開劇場の有楽座では、自身の名を冠したブランド“MICHIKO FUJIWARA”を展開するなど、多くの女性から支持を受け、幅広く活躍するヘアメイクアップ・アーティスト、藤原美智子によるトークショーが催された。

劇中のペネロペを意識したという衣裳で登場した藤原さん。劇中の衣裳を「普通っぽいけど、おしゃれでかわいらしいファッションですね。プラダなどが衣裳提供しているようなのですが、タイトスカートをよくはいていて、それが肉感的でいかにもスペイン女! というイメージ。女性らしい、母性を感じさせる衣裳ばかりですね」と評した。劇場を訪れた観客に向けて「特に色使いを参考にしてほしいです」とアドバイスも。

さらに話題は劇中のメイクアップに。「ペネロペはおそらく、これまでになくアイメイクに力を入れていると思います。上まぶたにも下まぶたにも黒いラインを入れていて、強い感じの人物像を表現しています」と説明。このアイラインは藤原さんが「女っぷりが上がる」と強調してくれたポイント。「難しいと思われるかもしれないのですが“ラインをひく”と思わないで“シャドウ”と思ってもらった方が良いなぁと。パールが入っているグレーブラックでアイラインをひいて、その上からブラウンのアイシャドウをのせると、仰々しくならないで良いですよ。デートなどドキっとさせたいな、と思うときには、こんなスペイン風のメイクがバッチリだと思います」と場内はすっかり臨時メイクアップ講座に。女性のみなさん、ぜひ注目です!

続いて藤原さんはペネロペの、付け尻までしたというヒップラインや胸の谷間、ボディラインを絶賛。藤原さんもこの日のためにヒップパッドを探したが、見つからなかったとか。これから映画を観る観客に、ファッションという観点から本作を楽しむポイントを次々と伝授してくれた。

そして作品について「女性の母性、強さ、そしてたくましさと潔さ。それらが女性の“美しさ”なんだと思わせてくれる作品であり、母と娘の強い絆が描かれた、心温まる映画でもあります。映画館を出るとき、ピンと胸を張って、凛とした感じで出られる方が多いんじゃないかな、と思います。楽しんでください」と呼びかけると、つめかけた多くの女性の観客から温かい拍手が贈られた。この夏はペネロペスタイルでキメてみる?

『ボルベール<帰郷>』はTOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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