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「不甲斐ない男は捨てる」!? 大地真央も共感した『ボルベール<帰郷>』

ペドロ・アルモドバル監督がペネロペ・クルスを主演に迎え、女性をこれまで以上に美しく、そしてたくましく描ききった『ボルベール<帰郷>』。本作の大ヒットを受けて、7月16日(月)、公開劇場の有楽座にて、本作で描かれる女性像にふさわしい人物として結婚を目前に控える女優の大地真央がトークショーに登場。映画になぞらえて自身の人生観、理想の女性像や家庭像について語ってくれた。

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左薬指のリングが煌めく 幸せいっぱいの大地真央
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ペドロ・アルモドバル監督がペネロペ・クルスを主演に迎え、女性をこれまで以上に美しく、そしてたくましく描ききった『ボルベール<帰郷>』。本作の大ヒットを受けて、7月16日(月)、公開劇場の有楽座にて、本作で描かれる女性像にふさわしい人物として結婚を目前に控える女優の大地真央がトークショーに登場。映画になぞらえて自身の人生観、理想の女性像や家庭像について語ってくれた。

満員の観客席を前に、MOSCHINOのビビッドな赤と黒のドレス姿で颯爽と登場した大地さん。意識した劇中の色使いを「原色だけでなく、パステルカラーもうまく使われていました。ひとコマひとコマ、絵としても楽しめました」と絶賛。「温かい部分や、クスっと笑える部分もあり、女性の持ついろいろな面が見られる映画だと思います。それに『ボルベール』という曲のメロディーも歌詞も、胸にジーンとくるものがありました。背景はドロドロしているところもあるのに、母親の優しさや大きさを強く感じました」と作品を振り返った。

ペネロペ演じる主人公・ライムンダについては「単に強いのではなく、生きるための強さを持った女性だと思うんです。娘を守るときはすごく強く、でも自分の母親の前では強さが崩れ、娘になる。女性はやっぱり弱くて繊細。『安心して。私がいるよ』と言ってくれる存在が必要だと思います」と説得力のある語りぶりの大地さん。そんな女性たちが魅力的に描かれる一方で、本作では情けない男性たちの姿も目立つ。そのことについては「日本男児の方がもう少し頼りがいがあると思いますよ。女性は本当に愛してしまったら、許してカバーしようとするんだと思います。でも本当にダメ! って思ったら切ってしまうのかも(笑)。ギリギリまでは我慢できても、最後の最後には捨てる! というような…」と思わずドキリとさせる発言で会場の笑いを誘った。

今年の3月に12歳年下のインテリアデザイナー・森田恭通氏との婚約を発表した大地さん、今月25日にはめでたく挙式を執り行う予定。そこでやはり気になるのは先ほどの発言。まさか森田さんを捨ててしまう可能性も…? 「ないと思います(笑)。捨てるというのは“不甲斐ない男性”に限りですよ、森田さんはそんなことはありませんから」と堂々の返答。さらに理想の家庭像を聞かれると「これから自分たちのオリジナルのスタイルを作っていけたらいいかなと。理想も大事だと思うんですが、こうあるべきとか固めない方がいいんじゃないかなと思います」と大人の女性ならではの余裕のある答えをくれた。

フランスはシャンパーニュ地方で行われるという挙式では、何十キロにも及ぶウェディングドレスを着る予定だという、期待で胸いっぱいの大地さん。最後に観客に向けて「みなさん映画はいかがでしたか? 私はすごく感動しました。こうして映画を観終わった後にみなさんとお話できる機会はなかなかないので、今日はとっても楽しかったです」と感謝の言葉で盛大なトークショー締めくくってくれた。

大地さんをウルッとさせた歌のシーンも必見の『ボルベール<帰郷>』はTOHOシネマズ六本木ほか全国にて絶賛公開中。

《シネマカフェ編集部》

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