吉沢悠、韓国ファンの熱い声援に感激! 『逃亡くそたわけ』プチョン映画祭にて上映
韓国はソウルに隣接する芸術の都・プチョンで毎年開催され、世界3大ファンタスティック映画祭の一つに数えられる「プチョン国際ファンタスティック映画祭」が今年で第11回目を迎える。7月12日(木)より開催中の同映画祭で、日本からの正式招待作品として『逃亡くそたわけ−21才の夏』が16日(月)、17日(火)の2日間にわたって上映された。17日の上映では、大型シネコン「CGV プチョン」にて舞台挨拶が行われ、主演の吉沢悠が登壇した。
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“ファンタスティック”な作品を紹介・評価することを趣旨とする同映画祭は、幅広いジャンルの映画を積極的に取り入れ、映画と音楽を融合させたシネロックコンサートなど独自のイベントプログラムが、韓国にとどまらず、数多くの映画ファンに熱い支持を受けている。“LOVE(愛)”“Fantasy(幻想)”“Adventure(冒険)”をテーマに掲げた今年は、33か国から214作品が集まり、大きな盛り上がりを見せた。
当日は、吉沢さんを一目見ようと、多くの韓国の女性ファンたちが会場に押し寄せた。その声援に応えながら登場した吉沢さんは「観客のみなさまに温かく迎え入れていただき感謝しています。私自身、予想以上のこの反応を見て、韓国のみなさまにもっと愛される俳優になりたいと思いました」と感激した様子を見せた。
映画『逃亡くそたわけ−21才の夏』は、吉沢さん演じる鬱病のなごやんと美波扮する躁病の花ちゃんという2人の若者の逃亡道中を通して、現代社会で急増している“心の病”を明るく爽快に描いたロードムービー。鬱病という難しい役どころに挑戦した吉沢さんは、「役作りのために病院見学に行ければ良かったのですが、行けなかったためインターネットで鬱病に関する情報を事細かにチェックすることで役立てました」と、役作りに苦心したエピソードを語ってくれた。
上映の2日間のうち16日は深夜の上映だったにもかかわらず、上映会場は両日ともほぼ満席で、合計で約700名の観客を動員し、大好評のうちに幕を閉じた。韓国で高評価を得て、日本凱旋が楽しみな『逃亡くそたわけ−21才の夏』は10月、渋谷Q-AX シネマほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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