エアーキスで世界一!? カー・アクション映画『TAXi 4』オリラジ初日舞台挨拶
その“新感覚カー・アクション”で世界を驚かせた『TAXi』から9年。シリーズ累計ですでに2,700万人もの人を動員している本作の待望の最新シリーズ『TAXi 4』が8月25日(土)に公開初日を迎えた。おなじみのダメ刑事・エミリアン&スピード狂のタクシー運転手・ダニエルがまたもや大暴れ。この名物コンビの日本語吹き替え版を担当した中田敦彦と藤森慎吾(オリエンタルラジオ)が舞台挨拶を行った。
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もうすでに日本語吹き替えは3度目だという2人だが、主演は初めて。「最初は山羊(『ハイジ』)。セリフは一言だけでした。『メェ〜』って。その次がカメレオン(『ライアンを探せ!』)。ようやく人間になれました」という中田さんに「大出世ですね」と藤森さん。吹き替えとはいえ、主演(そして人間役)だということがかなり嬉しかったようだ。しかもシリーズ初の日本語吹き替え版。藤森さんが「『TAXi 5』とか『TAXi 6』が出るときに、また何かやらせていただきたいです」と言うと、会場からは大きな拍手が。「ありがとうございます。まだみなさん、ご覧になってないのに!」。この歓迎を受けて中田さんも「今日はみなさん、温かいですね。こういう舞台挨拶って、僕らはあまり歓迎されないんですよ。早く映画見せろよ、みたいな顔をされてしまうんですよね」と、笑顔を見せた。
この先シリーズが続いたら、もちろんオリラジがやるのでは? 「分からないですよ。もしかしたら、タカアンドトシさんになってるかもしれませんし、チュートリアルさんになるかもしれませんしね(笑)」と中田さん。どうやら、声優への道は厳しいらしい。
「完成した作品をみたら、僕(エミリアン)のキスシーンが最初で、ちょっと恥ずかしかった」と言う藤森さん。「実際には(相手役の)真鍋さんがいないところでアフレコしていたので、僕がエアーでキスをする形だった」そうだ。エアーギターならぬ、エアーキス? 「エアーキスの世界一になりましたからね」と中田さんの笑撃発言に会場は爆笑。「なってません」と鋭く切り替えされてしまった中田さんは、「自分の声を聞いてみて、すごい合ってるなと思いましたね(笑)。逆に、よく僕の声に合う俳優さんを見つけてくれたな」。もちろん違うのだが、言われてみれば顔や雰囲気が似ているのだから驚きだ。もしさらにシリーズが続くとしたら? という質問には「日本が舞台っていいですね。声出演じゃなくて、ちょこっと横切るくらいで出演したい」と、野望を見せた藤森さん。対して中田さんは、「これまでベンツとかいろんな敵と戦ってきたので、今度は京都で人力車、もしくは公園で乳母車とかいいですね(笑)」だそうだ。…もちろん相手はプジョー704である。
「熱くて笑える楽しい映画」とオリラジお墨付きの『TAXi 4』は有楽町スバル座ほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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