話題の「HEROES／ヒーローズ」ジャパンプレミア！　注目の日本人俳優が大関と…

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2007.8.28 Tue 19:51

平凡に生きてきたはずの人々が突然、人智を越えた能力の持ち主に。いったい誰が何の目的で、彼らにこの能力を授けたのか？　そして、能力者となった者たちを待ち受ける運命とは——？　2006年アメリカで公開されるや「24」や「LOST」といった名だたるドラマシリーズを退けて視聴率No.1に輝き、全米に社会現象を巻き起こしたTVドラマ「HEROES／ヒーローズ」。この人気ドラマが、海外ドラマ専門チャンネル「Super! drama TV」の独占放送でこの秋、日本に初上陸を果たす。9月29日（土）の先行プレミア放送、10月16日（火）の本格的な放送開始に先駆け、8月27日（月）に都内で「HEROES／ヒーローズ」ジャパンプレミアが開催された。上映前の舞台挨拶に、ジャパンプレミアのために来日したマシ・オカ、グレッグ・グランバーグ、アリ・ラーター、センディル・ラママーシーの4名のキャストが登壇した。

来日メンバーの中で紅一点のアリが演じたのは、攻撃的なもう一つの人格を持ったニキ。「私は劇中ではシングルマザーで、子供を学校に送ったり、請求書の支払いに頭を悩ませたりと大変な毎日を送っています。女性の視聴者の方が、自分自身と重ね合わせられる部分が、演じる役柄の中にあるということは幸せなことだと思っています。ドラマを見てくださったみなさんが少しでも、自身と重なる部分を感じてくだされば、と思っています」と演じた役柄と強い思い入れを語ってくれた。

インドの大学で遺伝子学の教鞭をとる、能力者を探す男・モヒンダーを演じたセンディルは会場につめかけた観客の熱烈な歓迎に感激した様子。「日本のみなさんが持っている親切で寛大な心に、本当に圧倒されています。これだけの方が作品を応援してくださることに心から感謝します。キャストもスタッフも楽しみながら作った作品ですので、ぜひみなさんにも楽しんで観てほしいです」と笑顔で呼びかけた。

大きな体にぴったりの大きな声と優しい笑顔で会場を盛り上げてくれたのは、人の心を読む能力を手に入れた警察官・マットに扮したグレッグ。これまで「エイリアス」や「LOST」を始め、数々の人気ドラマに出演してきたグレッグだが「初めて脚本を読んだとき『絶対にこの番組に関わりたい、どんな役でもいいからやりたい』って思ったんだ。そして、作品に関わっている全ての人間が努力し、全員が誇りに思える作品に仕上がった。絶対にヒットするって分かってたよ」と作品の質の高さに自信を見せた。

そしてこの来日メンバーの中で、やはり最も注目が集めたのが、日本人のオタクサラリーマン・ヒロを演じる日本人俳優のマシ・オカ。全登場人物の中でも1、2を争う人気を誇るヒロの代名詞となった、両手を突き上げての「ヤッター!!」の絶叫の誕生についてはこんなエピソードも。「最初の脚本の『ヤッター!!』の部分には『ボンサイ』とあったんです。最初は『小さい木（盆栽？）かよっ！』と思いましたがひょっとして『ばんざい』って言いたいんじゃないかって気づいたんです。これをもっと現代的な言い方にしたいとお願いして『ヤッター!!』に変えてもらったんです」。続いての、ヒロと同じく時空を操る能力があったら？　という質問には「学生時代に戻って、自分に恋愛のアドバイスをしますね。『あの娘は誘わない方がいいぞ』って」とちょっぴり切ない答えが返ってきた。

また、この日はゲストとして、本作の大ファンと公言する大相撲の大関・千代大海も来場。大関がオカに、“生”ヤッターを見せてくれるようにお願いするとオカは快諾。大関と2人で声を揃えて、本邦初となる「ヤッター!!」を披露してくれた。これにお返しとばかり、大関はオカをお姫様抱っこならぬ王子様抱っこ。昔から、力士に担がれると縁起が良いと言われるが、それを聞いたアリも大関の抱っこを熱望。さらに！　大関は最後には巨漢のグレッグも持ち上げてしまう。人並み外れたパワーという能力を持った、新たな“HEROES"メンバーの出現に、会場からは大きな拍手がわき起こり、盛況の中で舞台挨拶は幕を閉じた。ほかにどんな能力者がいるかは本編を見てのお楽しみ。「HEROES／ヒーローズ」がいよいよこの秋、日本上陸！　

「HEROES／ヒーローズ」
http://www.heroes-tv.jp/
Super! drama TV にて9月29日（土）先行プレミア放送（第一話、第二話）
　　　　　　　　　　　　　10月16日（火）より放映スタート