ドラマチックだけではない、圧倒的な緊迫感が押し寄せる『マイティ・ハート/愛と絆』
噂のスーパーカップル、ブラッド・ピット製作、アンジェリーナ・ジョリー主演で話題を呼んでいる社会派ドラマ。2002年、パキスタンで取材を行っていたウォール・ストリート・ジャーナル紙のアメリカ人記者、ダニエル・パールがテロリストに拉致された事件を基に、夫の無事を信じて待つ妻・マリアンヌの奮闘が描かれる。
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一連の事件について著したマリアンヌ・パールのノンフィクション小説が原作となっているため、物語自体は彼女の視点に寄り添ったものに。夫と同じジャーナリストであり、妊娠中の身でもあるマリアンヌが、悲劇的な事態に直面しながらも気丈に振る舞う姿が丹念にとらえられている。
とは言え、ドラマチックなだけの作品に陥っていないのは、『イン・ディス・ワールド』や『グアンタナモ、僕達が見た真実』の社会派監督、マイケル・ウィンターボトムがメガホンを取っているから。様々な情報が錯綜する中、現地のテロ対策組織やアメリカ領事館のスタッフ、FBIらと共に神経をすり減らすマリアンヌの30日間が、圧倒的な緊迫感をもって突きつけられる。
マリアンヌを演じるアンジェリーナ・ジョリーの熱演は、アカデミー賞助演女優賞受賞作『17歳のカルテ』以来最高との呼び声も。そもそも、マリアンヌ・パール本人とアンジェリーナは、アンジェリーナが本作の企画に関わる前からの知り合いで、マリアンヌの存在がアンジェリーナの演技の助けになったのだとか。そんな製作秘話にも心動かされる。
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