瑛太は自信満々、玉鉄はなぜかヌードでアフレコ『銀色のシーズン』雪の中で完成披露
『LIMIT OF LOVE 海猿』の羽住英一郎監督が“海猿”ならぬ“雪猿”たちを描く! アクロバティックなジャンプやターンで白銀の世界を舞うことに取り憑かれた男たちと3日後に結婚を控えた、全くスキーの滑れない女性が織りなすドラマ『銀色のシーズン』。本作の完成披露試写会が11月20日(火)に開催され、上映前のトークイベントに主演の瑛太、田中麗奈、玉山鉄二、青木崇高、佐藤江梨子、國村隼、そして羽住監督が出席した。会場にはこの日のために10トンもの雪が取り寄せられ、地面に敷き詰められた。この“スノーカーペット”を歩きながら登壇者が姿を現すと会場は大きな歓声に包まれた。
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主人公の銀を演じた瑛太さんは「こんな大雪の中(笑)、ようこそいらっしゃいました」と挨拶。瑛太さんは撮影の日々を「本当に楽しかった」とふり返る。スキーはほとんど初めてというが「練習はしんどかったですけど、みんなで楽しくできました。いまは楽しい思い出しか残ってないですね」と笑顔で語ってくれた。作品については「完成した映画を観たら、これまでの出演作の中で一番笑顔を見せていました。この2人(玉山さん&青木さん)と絡んで、素で笑ってるんですね。それを観ながら『映画は嘘つかないんだな』って実感しました」と充実した表情で語った。
銀の“雪山の何でも屋”仲間である祐治役の玉山さんも「撮影以外でもいつも3人で一緒にいましたね」と“雪猿”たちの絆の強さを強調。ところで玉山さんには、撮影後のアフレコに裸で臨むといううわさが…。「それが僕のスタイルです! ミュージシャンがライブで裸足で歌うのと同じこと」とのこと。ちなみにあくまで一人で収録するとき限定で、裸なのは上半身だけだそうです。
残る一人の“雪猿”次郎に扮した青木さんもスキーは初めてだったが「着いたその日に、いきなり頂上に連れて行かれまして『とりあえずついてきて』って(笑)。初日はゆっくりさせてもらえるかと思ったらいきなりでした…」と超スパルタ(?)レッスンについて明かしてくれた。
町の旅館の仲居・エリカ役の佐藤さんはこの3人について「すごく仲良くてうらやましかったですね。私がリフトで頂上に行ったときに思い切り転んでしまって、この猿3人にすごく笑われて『くそー!』って思いました」と現場の和気あいあいとした様子を語ってくれた。
旅館の主人・瀬戸を演じた國村さんはスキーシーンはなし。「子どもの頃にスケートで転んで失神して以来、足元が滑るものはダメ」なのだとか。「休みのときは一人釣りをしてました」と言う。
そして、雪上結婚式を控えスキーの特訓に励むヒロイン・七海役の田中さん。「最初はスキーの履き方もわからなかったので、とにかく怖かったですよ! たくさんこけました(笑)」とふり返った。こうしてキャスト陣のコメントを聞いていると、ほとんど全員がスキー初体験ということに驚かされるが、羽住監督ですら「3年前に、この映画の準備のために滑ったのが初めてで、そのときは肋骨を折った」そうで…。よくスキー映画を撮ろうと思い立ったと感心してしまうが「まだデビュー作の『海猿 ウミザル』を撮影中だったので『2作目が撮れるなら何でもやる!』と思って挑戦しました」と語る。完成した作品については「自身の最高傑作」と自信満々の羽住監督。この言葉に瑛太さんも強く頷き「正直言って自信作です! 胸張ってみなさんにお薦めできます」と語ると会場からは拍手がわき起こった。スキーシーズンはもう目の前。これを観ると滑ったことがない人もゲレンデに行きたくなるかも? 『銀色のシーズン』は1月12日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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