『恋空』爆走もそろそろゴール?──ブログで話題の映画って?<11月26日号>
モンスター『恋空』が首位キープもそろそろ沈静
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モンスター『恋空』が首位キープもそろそろ沈静
先週から相変わらず“公開中の映画”で首位をキープし続けている『恋空』。だが、ポイントを見てみると先週の700から374と一気に半分近くに落ち込んでいる。ということは、『恋空』の話題は少しずつ沈静化してきてはいても、それに代わる映画がないということ? そして『恋空』が、それだけモンスター級だったということだろう。
2位も先週と変わらず『ALWAYS 続・三丁目の夕日』。ただ面白いのは“ブロガー数順”で3位に『ALWAYS 三丁目の夕日』がランクインしているところ。『続・三丁目の夕日』の公開直後には、前作も一気にポイントを稼ぎ、ほかの作品に比べると落ちが少ない。前作がいかに大ヒットをしたか思い出させるデータだ。加えて、3連休だった先週末(11月23、24日)の興行成績は何と『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が首位を奪還。『恋空』は2位に陥落している。この調子だと、公開劇場はムーブオーバーしつつも、このまま来年まで話題に上り続け、最終的に(興行成績的に)笑うのは『恋空』よりも『続・三丁目の夕日』? ちなみに日米同時公開も話題になっている『ミッドナイト イーグル』は残念ながら5位に終わっている。
いよいよ『ベオウルフ』公開!
“今週末(12月1日)公開の作品”には、いよいよ『ベオウルフ/呪われし勇者』が首位にランクイン。全米では先週末に公開され、2週目を迎えてすでに5,000万ドルを突破している本作。『マイティ・ハート/愛と絆』も公開されているだけに、“アンジェリーナ”認知はまだ新鮮。2位は『ダーウィン・アワード』。作品の内容に即したおバカキャンペーンが功を奏したのか、この話題ぶりが興行成績にも影響を与えると良いのだけど。3位は『マリア』。全米では2006年の12月1日に公開され、3,760万ドルという成績に終わっている。…成功とは言い難い。さらに確固たる宗教的背景を持たない日本でどこまで奮闘するか?
再映画化望む! 『点と線』が3位にランクイン
“総合”では先週に引き続き『ベオウルフ/呪われし勇者』が首位。先週は例のCMのおかげか「アンジェリーナ・ジョリー」というキーワードで話題になっていたが、今週は「3D映画」や「ファンタジー」というキーワード。作品の持つ本来の特徴がメインで語られるようになってきている。こうした、ほんの少しキワモノな作品にとっては、ベストに近い形での浸透なのでは? 2位は『4分間のピアニスト』。順調に右肩上がりに話題度を増しているところが気になる。
そして3位には何と1958年に公開された作品『点と線』がランクイン。これはまず間違いなく、この連休中に放映されたTVドラマ「点と線」の影響だろう。事件の背景にある政治汚職などが現代にも通じるところがあり、ビートたけしを始めとする豪華キャストを揃え、なおかつ広告・宣伝も大規模でかなり力が入っていた。結果、両日共に視聴率20%を超えている。(毎週火曜日配信)
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ブログで話題の情報を提供する「kizasi.jp」独自のブログ解析エンジンにより、シネマカフェに掲載されている映画作品名がブログ上に掲載されている“話題度”をポイント化。いまブログ上で最も話題の映画作品のランキングを掲載しています。また、映画作品に関連する言葉も抽出して掲載。その作品がブログで、どのような言葉で語られているかを知ることができます。興行成績やDVD売上だけでは知ることの出来ない、映画ファンが“いま”話題にしている映画はどの作品か? ヒットの“kizasi”が見えてくるオリジナルランキングです。
先週から相変わらず“公開中の映画”で首位をキープし続けている『恋空』。だが、ポイントを見てみると先週の700から374と一気に半分近くに落ち込んでいる。ということは、『恋空』の話題は少しずつ沈静化してきてはいても、それに代わる映画がないということ? そして『恋空』が、それだけモンスター級だったということだろう。
2位も先週と変わらず『ALWAYS 続・三丁目の夕日』。ただ面白いのは“ブロガー数順”で3位に『ALWAYS 三丁目の夕日』がランクインしているところ。『続・三丁目の夕日』の公開直後には、前作も一気にポイントを稼ぎ、ほかの作品に比べると落ちが少ない。前作がいかに大ヒットをしたか思い出させるデータだ。加えて、3連休だった先週末(11月23、24日)の興行成績は何と『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が首位を奪還。『恋空』は2位に陥落している。この調子だと、公開劇場はムーブオーバーしつつも、このまま来年まで話題に上り続け、最終的に(興行成績的に)笑うのは『恋空』よりも『続・三丁目の夕日』? ちなみに日米同時公開も話題になっている『ミッドナイト イーグル』は残念ながら5位に終わっている。
いよいよ『ベオウルフ』公開!
“今週末(12月1日)公開の作品”には、いよいよ『ベオウルフ/呪われし勇者』が首位にランクイン。全米では先週末に公開され、2週目を迎えてすでに5,000万ドルを突破している本作。『マイティ・ハート/愛と絆』も公開されているだけに、“アンジェリーナ”認知はまだ新鮮。2位は『ダーウィン・アワード』。作品の内容に即したおバカキャンペーンが功を奏したのか、この話題ぶりが興行成績にも影響を与えると良いのだけど。3位は『マリア』。全米では2006年の12月1日に公開され、3,760万ドルという成績に終わっている。…成功とは言い難い。さらに確固たる宗教的背景を持たない日本でどこまで奮闘するか?
再映画化望む! 『点と線』が3位にランクイン
“総合”では先週に引き続き『ベオウルフ/呪われし勇者』が首位。先週は例のCMのおかげか「アンジェリーナ・ジョリー」というキーワードで話題になっていたが、今週は「3D映画」や「ファンタジー」というキーワード。作品の持つ本来の特徴がメインで語られるようになってきている。こうした、ほんの少しキワモノな作品にとっては、ベストに近い形での浸透なのでは? 2位は『4分間のピアニスト』。順調に右肩上がりに話題度を増しているところが気になる。
そして3位には何と1958年に公開された作品『点と線』がランクイン。これはまず間違いなく、この連休中に放映されたTVドラマ「点と線」の影響だろう。事件の背景にある政治汚職などが現代にも通じるところがあり、ビートたけしを始めとする豪華キャストを揃え、なおかつ広告・宣伝も大規模でかなり力が入っていた。結果、両日共に視聴率20%を超えている。(毎週火曜日配信)
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《シネマカフェ編集部》
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