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孤独はもうたくさん? ウィル・スミス、超満員会見でハイテンション&シャウト!

リチャード・マシスンによる同名小説を原作に、ウイルスの蔓延によって66億人が死滅した世界で、たった一人生き残った男の孤独な戦いを描いた『アイ・アム・レジェンド』。12月14日(金)の公開に先駆けて、主演のウィル・スミス、脚本とプロデュースを務めたアキバ・ゴールズマン、そして監督のフランシス・ローレンスが来日し、12月4日(火)に記者会見が行われた。

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『アイ・アム・レジェンド』来日記者会見。左からフランシス・ローレンス監督、ウィル・スミス、脚本・プロデュースのアキバ・ゴールズマン。
『アイ・アム・レジェンド』来日記者会見。左からフランシス・ローレンス監督、ウィル・スミス、脚本・プロデュースのアキバ・ゴールズマン。 全 3 枚
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リチャード・マシスンによる同名小説を原作に、ウイルスの蔓延によって66億人が死滅した世界で、たった一人生き残った男の孤独な戦いを描いた『アイ・アム・レジェンド』。12月14日(金)の公開に先駆けて、主演のウィル・スミス、脚本とプロデュースを務めたアキバ・ゴールズマン、そして監督のフランシス・ローレンスが来日し、12月4日(火)に記者会見が行われた。

つめかけた報道陣を前にウィルは大興奮。言葉にならない大絶叫を連発し、さらには隣りに座るゴールズマンのマイクへのいたずらなど、冒頭から超ハイテンション。マイクを握ると「大好きな東京に来れて幸せだし興奮してるよ」と笑顔で挨拶…が、「天気もいいし映画も最高だし嬉しいんだけど、こんなに騒いで『アホなんじゃないか?』って自分でも感じてるよ…」となぜか急激にトーンダウン。今回の役作りについては「正直言って1時間も、たった一人でセリフなしで演じるというのは怖かったよ。役作りとしては戦争捕虜になった人や独房に入ったことのある人に話を聞いて回ったんだ」と語る。特に孤独を演じる上で印象的な場面としてCDショップのシーンを挙げ「他人から刺激を受けることなく、一人で考えて一人で反応するというのは大変だったよ」と明かしてくれた。本作では犬が彼の相棒だが、もし実際に彼と同じ状況に置かれるとしたら誰を相棒にしたいか? と尋ねられると「下手に名前を挙げると困ったことになりそうだな(笑)」と断りを入れつつ「“自分ならどうするか?”っていうのはこの映画を観たみんなが考えるよね。普段は渋滞なんかにぶち当たると『みんな消えちまえ!』って思うけど、実際に一人で残されたらこんなに怖いことはないね。そんな状況になったらとにかく誰でもいいから捕まえようとするだろうね」と語ってくれた。

会見中、何かとウィルからちょっかいを受けていたゴールズマンは「こうした役柄を演じきれる俳優は、いまの映画界にはほとんどいない。ウィルは数少ない天才だよ」とウィルを讃える。そして自身が手がけた脚本については「外部の世界ではなく主人公の内面を絞り込んでいくことに苦心したよ。それもウィルあってのものなんだけどね」。これにはウィルも嬉しそうな表情で「裏に行ってもっと話そうか!」とおどけた。

監督もウィルの演技について「撮影前から話し合いを重ねていたけど、実際に彼が見せてくれたのは目を見張るような素晴らしい演技でした。ミュージシャンやアスリートのパフォーマンスに心を奪われるような感じでした。こちらの要求をこなすだけでなく、そこに彼なりにいろんなものを加えてくれるんだけど、それがまた素晴らしいんです」と手放しで絶賛した。この作品は過去に2度映画化されているが、監督は「これまでの2作と違い、人物に焦点を当てて彼の“心の旅”を描いてるところに注目してほしい」と語ってくれた。

会見の最後にウィルはこの映画が持つメッセージとして「普段、頭の中であれこれと考えても、理想と実際の行動はどうしても違ってきてしまうものだよね。でも、それぞれが少しでも自分を進歩させようと考えて行動すれば必ず世界は良くなっていくと思う。他者に原因を求めるのではなく、自分の心の内に問いかけ、少しでも向上させていけるように行動することの大切さを教えてくれる映画だと思うよ」と語ってくれた。

『アイ・アム・レジェンド』は12月14日(金)よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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