全米で反響を呼んだ『君のためなら千回でも』 舞台となったアフガンで上映禁止!
本年度アカデミー賞最有力作品として呼び声高く、全世界で800万部を売り上げたベストセラー小説を映画化した『君のためなら千回でも』が、物語の舞台であるアフガニスタンで上映禁止となった。70年代末、ソ連によるアフガン侵攻を機にアメリカに亡命した原作者のカーレド・ホッセイニの経験を基に描かれた本作は、昨年12月に全米で公開され、大反響を呼んでいた。
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時代や運命に翻弄された2人の少年の友情を軸に、人間の本質を鋭く描いた本作。劇中では、少年の1人が対立民族の少年から性的暴行を受けるシーンや、内戦が描かれている。上映禁止の理由として、国営アフガンフィルムの責任者は、「人によっては一部、受け入れがたいシーンがあり、政府にとっても国民にとっても望ましくない」と語る。また、キャストの少年は、国内での暴動を避けるため、母国を離れ避難しているのだとか。中東の真実の物語『君のためなら千回でも』は、2月9日(土)より恵比寿ガーデンシネマ、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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