行定監督、大後寿々花を「器の大きい女優」と絶賛 『遠くの空に消えた』トークショー
ビル一つない田舎町を舞台に、争い合う大人たちをよそに“史上最大のいたずら”を仕掛ける子供たちの夢と冒険を描いた、行定勲の渾身の一作『遠くの空に消えた』。昨夏に公開され、多くの感動を呼んだ本作が3月7日(金)にDVDとなって登場。これを記念して3月22日(土)、行定監督とヒロインの大後寿々花によるトークショーがHMV渋谷店にて開催された。
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この日、DVD購入者の中から招待された100名のファンに迎えられて登場した2人。大後さんが天才子役として一躍脚光を浴びた『北の零年』('04)以来2度目のコラボレーションとなった本作をふり返り、「のびのびと和やかに撮影をこなせました。監督はお父さんみたいな存在です」(大後さん)、「初めて会ったときから、3年しか経っていないのに、どんどん身長が伸びている。少女時代の作品を撮影できて、作り手として幸せです」(行定監督)とお互いについて語った。
本作で大後さんが演じたのは、父親がUFOに連れていかれたと信じ、丘で待ち続ける少女・ヒハル。北海道での撮影について、大後さんは「アンテナ作りや望遠鏡で空を眺めることなど、普段できないことを経験でき、勉強になりました。撮影中は、おでこを出したヘアスタイルだったので、暑くて大変でした」と懐かしそうにコメント。DVDでは、そんな大後さんに対する監督の期待も語られているが、会場でも「寿々は、その場その場を生きる、器の大きい女優。今後、年齢に合った役を確実に抑える女優になると思う」と、改めて大後さんの今後の活躍に期待を寄せた。最後には、会場に集まったファンの中から抽選で10名の方に映画のサイン入りプレスが2人より手渡され、会場は盛り上がりを見せた。
『遠くの空に消えた DVD 特別版<2枚組>』
発売元/販売元:ギャガ・コミュニケーションズ
価格:3,990円(税込)
発売中
《シネマカフェ編集部》
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