竹野内豊&水野美紀がすっかりパパとママ! 思わず「子供たちを持って帰りたい…」
かけがえのない家族の一員の突然の死に直面した一家が、その死に向き合い、少しずつ再生していく姿を描いた感動作『あの空をおぼえてる』。4月26日(土)に公開を迎える本作のプレミア試写会が4月7日(月)に開催され、上映前の舞台挨拶に主演の竹野内豊に水野美紀、広田亮平、吉田里琴と冨樫森監督が登壇した。
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まずは末娘の絵里奈を演じた里琴ちゃんが舞台に登場し「お父さーん! お母さーん!」と元気いっぱいに呼びかけると、順番に深沢家の面々が登壇。父親の雅仁役の竹野内さんは満面の笑顔で里琴ちゃんを抱き上げた。一家が顔を揃えるのは撮影以来4か月ぶり。竹野内さんは、広田くんと里琴ちゃんを見ながら「しばらく会っていない間に、2人とも背が伸びていてびっくりしました」と2人の成長ぶりに目を細めた。父親を演じてみての感想を尋ねてみると、竹野内さんは「イメージとして“父親”というものを何となく分かっていても、子供に対する愛情の深さは理屈じゃないですから不安はありました。でも、現場でこの子たちの後ろ姿を見ていると無性に『守りたい!』という気持ちが湧いてきました。実際に現場でふれ合う中でのこうした感情を大切にしました」と“父性愛”の芽生えを明かしてくれた。そして「この映画を観て、いまの自分にとっての幸せとは何か? ということを考える時間を持っていただければ嬉しいです」と観客に向けて語りかけた。
深沢家の長男・英治を演じた広田くんは撮影現場での竹野内さんと水野さんの印象を聞かれ「2人とも優しくて撮影以外の時間に遊んでもらいました」と笑顔でふり返った。そして映画については「僕も大好きな映画なので、みなさんも好きになって帰ってください」と呼びかけた。
里琴ちゃんは「本当の家族のような感じで仕事が出来て本当に幸せでした。今日はお父さんに抱っこしてもらうのと、お母さんとお話できるのを楽しみにしてここに来ました」と元気に語った。
そして一家の母・慶子に扮した水野さんは、子供たちを眺めながら「持って帰りたいくらいかわいいですね」とすっかり母の顔でポツリ。さらに「実は撮影が終わってからもしばらくは母親のような気持ちでした。完成した作品を観ながら、私の知らない学校などのシーンでは『あら、うちの子ったら私の知らないところでこんなにがんばってたのね』とか思ったりしてました(笑)」と明かした。母親の役作りについては「現場に来ていらっしゃった、2人のお母様方がどう2人に接するのかを参考にさせていただきました。さりげない表現の中で家族の雰囲気を出せれば、と思いました」と語った。
「原作を初めて読んだときはショックを受けた」と語る冨樫監督は、これから映画を観る観客に向けて「この作品で描かれているのは4人の家族ですが、映画を観て大切な人のことや生死を、自分のこととして感じていただければ幸いです」とメッセージを贈った。
『あの空をおぼえてる』は4月26日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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