今年一番のモンスターヒットなるか? 『クローバーフィールド』が興収10億円突破!
その内容は、観た者にしか分からない——。前代未聞のプロモーション展開で注目を独占したパニック超大作『クローバーフィールド/HAKAISHA』。4月5日(土)に公開された本作が、GW3日目の4月29日(火・祝)、つまり公開25日目を終えた時点で、74万人を超える観客動員数を記録。1か月足らずで興行収入10億円を突破する大ヒットを記録している。
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TVドラマシリーズ「LOST」や『M:i:III』などのヒット作を世に送り続けてきた、J.J.エイブラムスが製作総指揮ということで、公開前から様々な憶測が飛び交っていた本作。先に公開された各国では、その激しい映像により、乗り物酔いに似た症状を訴える観客が続出したことでも話題となり、日本の各マスコミでも公開前から幾度となく取り上げられていた。
4月29日現在、TOHOシネマズ六本木ヒルズをメイン館としたチェーン系以外の編成で、合計235館での劇場展開。この数字は、洋画としては2004年に劇場公開され、興収11億円を記録した大ヒットネイチャー・ムービー『ディープ・ブルー』に次ぐ2番目の記録となる。また、北米を除く世界各国の成績を見ても、約19億円のイギリスに次ぐ2番目の興行成績を収めており、ここ数年低迷ぎみの洋画大作にとって今後の大きな足がかりとなった。公開後もなお続くパブリシティや口コミは、10〜20代の若い世代やカップルを中心とした観客層の取り込みに効果を示しており、本作はこのままロングラン体制に突入する見込み。今後、どこまで観客動員数、興行収入を伸ばすか、まだまだ注目を集めそうだ。
《シネマカフェ編集部》
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