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「いつも加瀬さんに助けてもらってます(笑)」『重力ピエロ』撮影中、岡田将生が語る

伊坂幸太郎の同名小説を映画化した『重力ピエロ』が3月より、オール仙台ロケで撮影が行われている。まさに撮影の山場を迎えている中、本作で春を演じている岡田将生に現場でインタビューした。

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『重力ピエロ』岡田将生
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伊坂幸太郎の同名小説を映画化した『重力ピエロ』が3月より、オール仙台ロケで撮影が行われている。まさに撮影の山場を迎えている中、本作で春を演じている岡田将生に現場でインタビューした。

この日撮影が行われていたのは、仙台市内から車で40分程離れた七ヶ浜。サーフィンのメッカという海と深い緑に囲まれ、和やかに撮影は進んでいた。早速、現場の雰囲気について聞くと、「すごくやりやすくて、良い雰囲気です」と即答。自然に囲まれたこのロケ地は「いままでのロケ地の中で一番好きです」と言う。

もちろん、「良い雰囲気」というのは大自然だけではなく、スタッフ・キャストのチーム力もある。特に、一緒に兄弟を演じる加瀬亮との間には、まるで本物の兄弟のような関係が生まれているようで、演技に関しても加瀬さんにかなりアドバイスしてもらっているそう。「いますっごく楽しいんですよ。いつも勉強させてもらっていて、毎日毎日すごい吸収してるって感じています!」。

実際にリハーサルで、演技について相談し合っている2人の姿には共演者を超えた関係性が伺え、微笑ましく感じた。

次々と映像化される伊坂幸太郎作品の中でも、ファンの間で人気が高い「重力ピエロ」。岡田さん自身も配役が決定する前に、原作を読んでいたそうだ。しかし、この春役をまさか自分が演じることになるとは思ってもいなかった。
「だって難しいじゃないですか。すごく魅力的だとは思ったんですけど、はたして自分に出来るのか…。(実際に演じてみて)難しいですね、テーマが複雑で。いつも加瀬さんに助けていただいてます(笑)」と正直に話す岡田さん。ちなみに少しミステリアスで影のある春と、自身の性格とは全く違うそうで、普段の岡田さんは加瀬さん曰く、「もっとお茶目」だそう。そのギャップを想像しながら観るのも楽しい。

最後に本作の見どころは? 
「“兄弟の力”というところをすごく観てほしいです」。

撮影は今月クランクアップ、公開は2009年春を予定している。完成を楽しみに待ちたい。

《シネマカフェ編集部》

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