ジョディが誰よりも称賛する名優の正体は? 『幸せの1ページ』ジャパンプレミア
ジョディ・フォスターがこれまでのイメージをガラリと変えるような、対人恐怖症で引きこもりの作家を演じたことで話題の『幸せの1ページ』が9月6日(土)に公開を迎える。来日中のジョディが前日の記者会見に続き、8月19日(火)に開催された本作のジャパンプレミアに登場した。
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会場に敷かれたレッドカーペットの脇には、ひと目ジョディを見ようと多くのファンが詰めかけ、大きな声援を送った。青いドレスで颯爽と登場したジョディは、このファンの歓声に嬉しそうな表情で手を振って応えていた。壇上に上がると「大好きな東京のみなさんこんにちは! この映画は私の家族全員がすごく気に入ってくれた作品なんです。ゆっくりと楽しんで下さい」と笑顔で挨拶。今回演じたアレクサンドラという役柄については「彼女はバイ菌が怖いし、知らない食べ物も怖い、外出するのも嫌で、旅なんて大嫌いという女性で、実際の私とは正反対です。ただ一つ似ていると感じたのは、彼女が作家であり、孤独の中でクリエイティブな仕事をするという部分。俳優の仕事も同じで、孤独の中でイマジネーションを働かせて役を作っていくものなんです」と語った。
さらに、自然の中での撮影の思い出を聞いてみると「2匹のアシカが出てきますが、彼らは私がこれまでに共演したどの俳優よりも素晴らしい演技力の持ち主でした。そのうち1頭は、劇中で私にキスするんですけど、これはあんまり気持ちの良い経験ではありませんでした(笑)」とふり返った。
この日は『幸せの1ページ』という邦題にあやかって、幸せを祈願するために壇上にはお参りのための賽銭箱付きのミニサイズのお宮が用意され、神主さんと巫女さんも登場。ジョディは自分の財布から5円玉を取り出して賽銭箱に投げ入れ、お参りをした。ちなみに何をお願いしたのかというと「映画のヒットとこの映画を観てくださる全ての人の幸せをお祈りしました」とのこと。最後にジョディは来場したファンに向けて「この映画から、自分の人生のヒーローは自分自身なんだ、ということを感じていただければ嬉しいです」と呼びかけ、ジャパンプレミアは幕を閉じた。
『幸せの1ページ』は9月6日(土)より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開。
『幸せの1ページ』×「日本語字幕翻訳コンクール」特集
http://www.cinemacafe.net/ad/jimaku/index.html
《シネマカフェ編集部》
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