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ジェームズ・マカヴォイ、DAIGOにもらった手袋で覚醒? 揃って“ロックポーズ”

謎の美女の出現によって唐突に終わりを告げたウェスリーのサエない日常。彼こそは、1,000年以上も昔から崇高なる目的のために暗殺任務をこなしてきた組織“フラタニティ”の正当なる王位継承者だった——。『ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR』、『デイ・ウォッチ』で世界を熱狂させたティムール・ベクマンベトフ監督が贈る新感覚アクション『ウォンテッド』が9月20日(土)より全国公開される。これに先立ち主演のジェームズ・マカヴォイが来日し、9月1日(月)に記者会見が行われた。会場には、日本語吹き替え版でジェームズ扮するウェスリーの声を担当したDAIGOも姿を見せた。

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“ロックポーズ”を決めるジェームズ・マカヴォイとDAIGO。
“ロックポーズ”を決めるジェームズ・マカヴォイとDAIGO。 全 3 枚
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謎の美女の出現によって唐突に終わりを告げたウェスリーのサエない日常。彼こそは、1,000年以上も昔から崇高なる目的のために暗殺任務をこなしてきた組織“フラタニティ”の正当なる王位継承者だった——。『ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR』『デイ・ウォッチ』で世界を熱狂させたティムール・ベクマンベトフ監督が贈る新感覚アクション『ウォンテッド』が9月20日(土)より全国公開される。これに先立ち主演のジェームズ・マカヴォイが来日し、9月1日(月)に記者会見が行われた。会場には、日本語吹き替え版でジェームズ扮するウェスリーの声を担当したDAIGOも姿を見せた。

ウェスリー役の難しさについてジェームズは「映画の始まりと終わりでキャラクターが全く違うので、バランスの振り分けには苦労したよ。特に意識したのは、とてもそうは見えない弱々しい男が、スーパーヒーローになるという部分を、いかにして観客に信じてもらうかという点だね」とふり返った。完成した作品については「ユーモアがたっぷりと詰まっているけど、単に笑わせるだけじゃないんだ。例えばバイオレンス・シーンをユーモアで味付けし、冗談めかして描くことで、実は暴力描写の行き過ぎを皮肉っていたりする。とてもじゃないけど子供向きの作品とは言えないよ」と思わせぶりな表情を見せた。特に、ベクマンベトフ監督の撮影スタイルに触れ「監督は、一風変わった美的感覚を持っている人だよ。まあ、そもそも僕をヒーロー役にキャスティングする時点で普通の感覚じゃないけど(笑)。現場でもいろいろ試しながら撮影するんだ。シナリオには“泣きながら部屋に入る”とあるのに急に『笑いながら入ってきてくれ』と要求したりする。撮影が始まる前に監督から全体像のスケッチを見せてもらったけど、現場や撮影後の編集で次々と姿を変えていくんだ。完成作を観たときはビジュアルだけでなく作品のテーマやストーリーさえも最初と全く違ったものになっていてびっくりしたよ」と胸の内を明かしながらも「でも、そこが面白いところさ」とニヤリ。手応えを感じているようだ。

さらに、共演者のモーガン・フリーマンとアンジェリーナ・ジョリーに話が及ぶと「モーガンは文字通り“神の声”を感じさせる素晴らしい演技を見せつけてくれた。彼の演技を横で見るのは本当に良い勉強だったよ。アンジェリーナは、シリアスに構え過ぎず、自分の距離を保って余裕を持って演技をすることで、この作品が娯楽映画だということを示してくれた」と2人を称えた。現場での2人との具体的なエピソードを尋ねてみると、ジェームズは頭を抱えて「僕はこの種の現場でのエピソードを全く覚えていない俳優の一人なんだ(苦笑)。CIAに記憶を消されてるんじゃないかと思うくらいなんだけど…」と語り、集まった報道陣の笑いを誘った。

今回は暗殺組織の一員を演じたが、この日の会見では報道陣から「もしも『007』のジェームズ・ボンド役のオファーが来たら?」という質問まで飛び出した。これにはジェームズ、ちょっぴり困った表情を浮かべながら「イエス…いや、ノーかな(笑)。僕に来るのはせいぜい“008”の役かな。冒頭であっさり殺されちゃうとかね」と応じた。

質疑応答が終わると、自らがボーカルを務める「BREAKERZ」が手がける本作の日本語吹き替え版エンディングテーマ「灼熱」に乗って、DAIGOさんが登場。DAIGOさんは「“マカヴォイッシュ”と会えてテンション上がってます!」と興奮気味に挨拶した。DAIGOさんはさらに、アフレコをふり返り「気楽に楽しくって思ってたら、セリフが多くてヤバウィッシュだな、と思いましたけど、ビッチリ練習しました」と語った。そして、エンディングテーマ「灼熱」については「この話が決まる前に作った曲なんですが、まるでこの映画のために作ったんじゃないかってくらいいろんな部分が映画とリンクしています!」と熱く語りつつ「でも実は2か所だけ、映画のために少し変えたんですけど」となぜか律儀に告白する一幕も。

ジェームズはDAIGOさんと対面した感想を聞かれ一言「Fantastic!」。さらにDAIGOさんはお気に入りの“ロック手袋”をジェームズにプレゼント。「アフレコ3日目で、この手袋を付けたらそこから“覚醒”しました」と説明すると、ジェームズは「やっぱり! そういう匂いを感じるよ。パワーが乗り移ってきたかのようだ!!」と通信販売のCMさながらの受け答えを見せた。最後はもちろん(?)、壇上でDAIGOさん直伝の“ロックポーズ”を決めてくれた。

『ウォンテッド』は9月20日(土)より全国にて公開。なお、9月13日(土)、14日(日)、15日(祝・月)には先行公開が行われる。

《シネマカフェ編集部》

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