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『櫻の園』初日で卒業式! 福田沙紀「実生活では卒業まだなので不思議な気持ち」

伝統を何より重んじる名門私立女子高を舞台に、上演を禁じられたチェーホフの『櫻の園』の再演のために奔走する女子高生たちの姿を描いた『櫻の園 -さくらのその-』。本作が11月8日(土)に公開初日を迎え、主演の福田沙紀、杏、大島優子、はねゆり、武井咲、柳下大、菊川怜、中原俊監督が出席しての舞台挨拶が行われた。

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『櫻の園 -さくらのその-』初日舞台挨拶。(左から)菊川怜、柳下大、大島優子、杏、福田沙紀、武井咲、はねゆり、中原俊監督。
『櫻の園 -さくらのその-』初日舞台挨拶。(左から)菊川怜、柳下大、大島優子、杏、福田沙紀、武井咲、はねゆり、中原俊監督。 全 3 枚
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伝統を何より重んじる名門私立女子高を舞台に、上演を禁じられたチェーホフの『櫻の園』の再演のために奔走する女子高生たちの姿を描いた『櫻の園 -さくらのその-』。本作が11月8日(土)に公開初日を迎え、主演の福田沙紀、杏、大島優子、はねゆり、武井咲、柳下大、菊川怜、中原俊監督が出席しての舞台挨拶が行われた。

制服姿の福田さんが客席に「みなさん、こんにちは。映画はいかがでしたか?」と問いかけると大きな拍手がわき起こった。これに味をしめた(?)福田さん、「では、もう1回観に来て下さい(笑)!」と語り、会場からは笑いが起こった。

杏さんも「この作品はいろんな世代の方に受け入れていただける映画だと思いますので、おうちの方などにもぜひ、お薦めしてください!」とアピール。武井さんは「ついに公開日がやって来て、今日は朝からドキドキしていました。こんなに大勢の方に観ていただけて嬉しいです」とホッとした様子で語った。

はねさんは「自分自身、楽しんで撮影に臨んだ作品です。それがスクリーンを通じて伝われば嬉しいです」と笑顔で挨拶。大島さんは「完成した作品を観て、桜の花がすごくきれいで、その情景が頭に焼きついています。みなさんも桜を思い浮かべながら、いろんな人に『櫻の園』良かったよ、と言っていただければ嬉しいです」と呼びかけた。

劇中で見事なサックス演奏を見せてい柳下さんは「これまで楽器に触れたこともなかったので、難しかったです。毎日2時間以上、サックスに触っていました」と撮影の苦労を明かした。

菊川さんは「今日は、生徒のみなさんが制服ということで、一人だけハッスルして桜色のワンピースを着てきてしまいました!」と冗談めかして挨拶した。

中原監督は桜の撮影について「桜は言うことを聞いてくれないし、いつ咲くのか教えてくれない。特に、東北の桜は雪解けと同時に咲くという、非常に手強い相手でした」とふり返った。

福田さんらキャスト陣は、劇中だけでなく、本作のプロモーションにたびたび制服姿で登場してきたが、それもこの日で見納め。そこで舞台挨拶では「櫻華学園卒業式」と銘打って、先生役の菊川さんから女子高生5人に卒業証書が贈られた。最初に呼ばれたのは杏さん。「あなたは、全校生徒の憧れの先輩として輝く大輪の花でした。校庭でハイジャンプするボーイッシュな姿から一転、演劇『櫻の園』で見せた貴婦人・ラネーフスカヤの妖艶な演技は、息を呑むほど美しかったです」という菊川さんの言葉に、杏さんは少し照れくさそう。撮影中の思い出を織り交ぜながら、菊川さんは一人一人に証書を手渡した。最後に呼ばれた福田さんには「あなたはこの学園に新しい風を吹き込んでくれました。『櫻の園』の再演はあなたがいなければ実現し得なかったものです。これから、あなたは旅立って行きます。『恐れることはない。あなたを縛り付けている世界から出て行きなさい。風のように自由になりなさい』。(演劇で福田さんが演じた)ペーチャの言葉をそのまま贈ります」という言葉と共に卒業証書が手渡され、会場は大きな拍手に包まれた。福田さんは「まだ実生活では高校を卒業してないので、こうして卒業証書を受け取って不思議な気持ちです」と笑顔で語った。

『櫻の園 -さくらのその-』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。

《シネマカフェ編集部》

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