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【ハリウッドより愛をこめて】ゴールデン・グローブはオスカーにどう影響する?

去る日曜日、ハリウッドでは“BIG NIGHT”、ゴールデン・グローブ賞の授賞式が行われました!! 授賞式ではいつものように、いろんな驚きの勝敗がありました。おそらく最も驚愕したのは、この15年間ほどハリウッドから遠ざけられ、笑い者にされてきたミッキー・ロークが、レスラー役を熱演した『ザ・レスラー』(原題)で主演男優賞を手にした瞬間でしょう。

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『ダークナイト』  TM & -(C) DC Comics 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
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去る日曜日、ハリウッドでは“BIG NIGHT”、ゴールデン・グローブ賞の授賞式が行われました!! 授賞式ではいつものように、いろんな驚きの勝敗がありました。おそらく最も驚愕したのは、この15年間ほどハリウッドから遠ざけられ、笑い者にされてきたミッキー・ロークが、レスラー役を熱演した『ザ・レスラー』(原題)で主演男優賞を手にした瞬間でしょう。

またその夜、大勝利者となったのは、いわゆる大作ではない『スラムドッグ$ミリオネア』。ドラマ部門作品賞と監督賞を含む4部門を獲得しました。本作は、ブラッド・ピット主演の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』やロン・ハワード監督の『フロスト×ニクソン』、ケイト・ウィンスレット&レオナルド・ディカプリオの再コンビ作『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のようなビッグ・タイトルを押さえ、見事勝利を収めました。映画評論家の間でも、一般客にもとにかく評判が高い『スラムドッグ』ですが、オスカーはどう評価するか…興味深いところです。

一方、ミュージカル・コメディ部門では、ウディ・アレン監督のスペインを舞台にしたロマンス映画『それでも恋するバルセロナ』が作品賞を受賞。もう一つ驚きだったのは、ゴールデン・グローブで過去5回ノミネートされながら、オスカーも含めて無冠に終わっていたケイト・ウィンスレットが2つの賞を手にしたこと。夫のサム・メンデス監督作の『レボリューショナリー・ロード』で主演女優賞、『愛を読むひと』で助演女優賞を受賞しました。そして、故ヒース・レジャーが『ダークナイト』(写真)で助演男優賞に決まり、監督のクリストファー・ノーランが授賞した瞬間は、その夜で最も感動的でした!

第66回ゴールデン・グローブ賞は、昨年の脚本家組合のストライキの影響から挽回するように、ハリウッドからビッグ俳優たちがこぞってイベントを盛り上げ、豪華かつ華やかなものとなりました。およそ1,400万6,000人の視聴者たちが日曜夜の中継を見ていたわけです。

さて、気になるのはこの新たな盛り上がりが2月22日に開催されるアカデミー賞授賞式にどう影響するのか…チャンネルはそのままで!

《text:Lisle Wilkerson》

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