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小日向文世「成長した息子たちを目の前にしたみたい」 息子役の加瀬&岡田を絶賛

押しも押されぬ当代きってのベストセラー作家・伊坂幸太郎の、75万部の売上を誇る傑作ミステリーを、実写化不可能と言われる中で映画化させた『重力ピエロ』。5月の全国公開に先駆けて、1月20日(火)、本作の完成披露試写会が東京にて行われ、監督の森淳一はじめ、主演の加瀬亮に岡田将生、吉高由里子、小日向文世と脚本の相沢友子が上映後の舞台挨拶に登壇した。

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『重力ピエロ』完成披露試写会(左から)吉高由里子、岡田将生、加瀬亮、小日向文世
『重力ピエロ』完成披露試写会(左から)吉高由里子、岡田将生、加瀬亮、小日向文世 全 7 枚
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押しも押されぬ当代きってのベストセラー作家・伊坂幸太郎の、75万部の売上を誇る傑作ミステリーを、実写化不可能と言われる中で映画化させた『重力ピエロ』。5月の全国公開に先駆けて、1月20日(火)、本作の完成披露試写会が東京にて行われ、監督の森淳一はじめ、主演の加瀬亮に岡田将生、吉高由里子、小日向文世と脚本の相沢友子が上映後の舞台挨拶に登壇した。

森監督との仕事を熱望していたという加瀬さんは、今回の脚本について「エンターテイメント性と内容の深さがすごく不思議なバランスで成り立っている。森監督が撮ると聞いたときはすごくおもしろくなりそうだと思った」という。主人公・泉水を演じる上で、先入観を取り払うために原作を読まずに撮影に臨んだが、撮影では「僕が主演ではありますが、岡田くん演じる春と小日向さん扮する父親が物語の中心だと思うので、2人に寄りかかるように演じた」と役に対する姿勢を語った。一方、父親役の小日向さんは自身にも息子が2人がいることもあり「成長した息子たちを目の前にするような感じでした」と本物の父親のような表情で撮影をふり返った。しかし、一番気を遣ったのは“ヅラ”だそうで…「子供たちが小さいシーンでは若返るために、ヅラにはかなりこだわりました。作品が出来上がるまで心配でしたが、意外と若く見えて安心しました。ヅラのおかげでずいぶん助けられました」と明かし、会場を沸かせた。

数多くのファンを持つ原作の映画化を果たした森監督は、「昨年のいまごろはまだ闇の中にいて、この映画がクランクイン出来るのかどうか毎日毎日語り合っていた」と苦労を明かしながらも、「映画を作る上で一番大事なのは、キャストとスタッフ選び。今回は1年ほどかけて優秀な方たちを集めることが出来たと自負しています」と自信をうかがわせた。

美しく天才肌の弟・春を演じた岡田さんは、「原作がすごく好きだったので、読んでたときは実写化されたらガッカリするなと思っていたら、自分になってしまったので、自分で壊してしまうのかと思いました」と話す一方で、憧れの先輩たちとの共演を経て俳優として勉強できたと明かした。また岡田さんより一つ先輩で、春を追いかける女性・夏子役の吉高さんは、先日成人式を迎えたということで華麗な振袖姿を披露し、観客を魅了した。本作では整形美女という異色の役を演じたが、「原作ファンの夏子のイメージをぶっ壊してしまったのではないかと思います。演じるのがすごく不安でしたが、謎めいた雰囲気を出すために監督と話し合って、挙動不審に見えるように演じました」と入念な役作りについて語った。

『重力ピエロ』は4月25日(土)より宮城にて先行公開、5月23日(土)よりシネカノン有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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