『ホノカアボーイ』岡田将生、恥ずかしそうに「“ハワイ”トデー」宣言!
先日公開を迎えた『ハルフウェイ』に、伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『重力ピエロ』(5月23日全国公開)など、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで次々と出演作品が公開される岡田将生。そんな彼が、恋に破れてハワイ島に渡り、現地の人々との交流を通じて成長していく大学生を演じた『ホノカアボーイ』が3月14日(土)に公開を迎えた。初日の舞台挨拶に岡田さんを始め、共演の倍賞千恵子、長谷川潤、原作者の吉田玲雄、プロデュースと脚本を手がけた高崎卓馬、そして監督の真田敦が登壇した。
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岡田さんと倍賞さんの関係は、スクリーンを離れても劇中のレオとビーさんの関係そのままの様子。ハワイ島での撮影の思い出を尋ねられた岡田さんが、「毎日、撮影で疲れた体をジャグジーで癒やすのが楽しみでした。ジャグジーに入り、夕ご飯を食べて寝るというのが幸せなことなんだな、と感じました」と少し照れくさそうに語ると、倍賞さんが「宿泊したホテルの庭にジャグジーがついてたんです。だから撮影が終わるとジャグジーに入って体をほぐしてました。そうすると、とても爽やかに朝、起きれるんですよね」と優しくフォロー。岡田さんは嬉しそうに「さすがです(笑)! いつもこうやって助けてくれるんですよ」と満面の笑みを浮かべた。
長谷川さんはハワイ島出身ということで映画に対する思い入れも人一倍。「ハワイで撮影できたことが一番嬉しかったです。一生の思い出であり、不思議な気持ちですね」と笑った。
原作者の吉田さんは「初めて倍賞さんにお会いしたとき、僕は号泣してしまったんです。きちんと挨拶しなくてはいけないところ、泣きながらハグしていました」と告白。倍賞さんは「泣きながら『ビー!』って来たときはびっくりしました」と笑顔でふり返るが、吉田さんによると「そのとき、倍賞さんは『大丈夫よ、ビーよ』と言ってくださったんです」と感激した様子で語った。
高崎さんは、岡田さんと倍賞さんについて「2人は最初からレオとビーさんで、目を離したら手を繋いでいるんじゃないか? っていうくらい! 最初に会ったときは2人は髪型まで同じで衝撃を受けました(笑)」と明かした。
倍賞さんはちょうど、ハワイでの撮影の時期に都内でコンサートがあり、東京-ハワイ間を3往復したとか。「2回目、3回目となると『帰ってこれるかなぁ?』と心配になりましたが、東京を発つときはコンサートのスタッフが『必ず帰ってきてください!』と言って見送ってくれて、ハワイを発つときはプロデューサーが手紙を渡してくれて『帰ってきてください』って(笑)。早く帰って岡田くんにおいしいご飯を食べさせてあげなくちゃ、と思ってました」と岡田さんの方を向いてニッコリ。
監督もハワイがかなり気に入った様子で「毎日、違う風が吹いていて心地良かったです」と語った。
さて、3月14日は言わずと知れたホワイトデー。岡田さんのホワイトデーの思い出はというと「小学生の頃、ある女の子からチョコをもらって、お返しを母とも相談したんですが、なぜかサボテンをあげました…」とのこと。そんな岡田さんが、映画とホワイトデーを掛けて「“ハワイ”トデー」を宣言! 映画にも出てくるおいしそうなマラサダ(ハワイの名物の揚げパン)を、登壇者が選んだ席に座る観客にプレゼントした。ちなみに「ハワイトデー」と言った瞬間の岡田さんからは、この日一番の“恥ずかしいオーラ”が出ており、倍賞さんらが「ちゃんと言えたね」と慰める(?)一幕も。登壇者に向けて歓声と拍手が贈られ舞台挨拶は幕を閉じた。
『ホノカアボーイ』は全国東宝系にて公開中
《シネマカフェ編集部》
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