長髪からイメチェンのオダギリジョー、海外作品続くも「日本の仕事がしたい…」
近年、日本国内のみならず海外でも高い評価を受けるオダギリジョーと、香港映画になくてはならない名優、アンソニー・ウォンを主演に迎え、異国の地・ブラジルに生きる移民たちの血よりも濃い絆を描き出した『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』。本作が3月14日(土)に公開初日を迎え、日系ブラジル人のキリンを演じたオダギリさんによる初日舞台挨拶が行われた。
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TVドラマ出演のために長かった髪を30センチもバッサリと切って登場し、ファンを驚かせたオダギリさん。3か月にも及んだブラジルでの撮影について「ブラジルに行けるということをすごく楽しみにしていました。行く前は『シティ・オブ・ゴッド』みたいなイメージしかなかったのですが、すごく楽しかったです。ブラジル人は人当たりがいいんです。オープンマインドで、まあ…うっとうしいんですけど(笑)、すぐに仲良くなれます。食べ物もおいしいし、良かったです。ブラジルでは、日本では起こらないようなことがたくさん起きまして、改めて日本人は本当にちゃんとしていると思いました」とふり返った。
また、香港にいるユー・リクウァイ監督からは「オダギリさんの演技はマジックのよう。彼の中には確かにキリンがいます」とのメッセージが届いた。
海外の監督との仕事が増えて、海外に活動の場が広がったことについて聞かれると、オダギリさんは「日本の仕事を選ばないで調子に乗っていると思われたら困ります。むしろ日本の仕事がやりたいです。偶然、海外の作品を2本やったので海外づきましたが『全く調子に乗ってません』と書いておいてくださいね(笑)」とマスコミにアピールし、場内の笑いを誘った。
『PLASTIC CITY』はヒューマントラストシネマ渋谷、新宿バルト9ほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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