急逝のナターシャ・リチャードソン、臓器提供をしていた
先週18日、カナダでスキー中に転倒し、脳と頭がい骨の間に血液が溜まる硬膜外血腫で急逝したナターシャ・リチャードソンの臓器が提供されていたことが明らかになった。
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「People.com」によると、ナターシャの家族はニューヨークの病院で彼女の生命維持装置が外される際に、臓器提供を申し出たという。この行為について「とてもナターシャらしい」と言う家族の友人は「彼女は、エイズに対する偏見をなくす活動にとっても熱心でした。そんな彼女なら当然、臓器提供をするでしょう。(今回の悲劇から生まれた)せめてもの救いでしょう」と語った。
ナターシャの葬儀は22日、ニューヨーク郊外の教会で執り行われ、夫のリーアム・ニーソンと2人の息子、母のヴァネッサ・レッドグレーヴ、妹のジョエリー・リチャードソンのほか、ユマ・サーマンやレイフ・ファインズ、ローレン・バコールらが参列した。最愛の人を突然失った悲しみを必死に抑えて、健気にふるまう家族の姿には胸を打たれる。
友人によれば、リーアムはしっかりしているという。「もちろん、悲しみが癒えるまでには時間はかかります。でも彼は『自分たち家族は前へ進まなければ』と言っているのです」。
まもなくリーアムは撮影中だった新作『Chloe』(原題)のロケ地・トロントに、2人の息子はそれぞれの学校生活に戻る予定だという。
悲しみの中、ナターシャの葬儀に参列するリーアム・ニーソン。
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