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榮倉奈々、ウェディングドレスを披露 女優人生を賭けた“花嫁”役に思い募らせる

わずか24歳で末期の乳がんに冒され、余命1か月と宣告されながらも、愛に生き、最後まで若年性乳がん検診の大切さと命の素晴らしさを伝え続けた長島千恵さん。病との闘い、そして彼女を支える恋人や家族とのやりとりに密着し大反響を呼んだドキュメンタリーを映画化した『余命1ヶ月の花嫁』が遂に完成した。5月9日(土)に公開を控え、4月8日(水)、本作の完成会見が行われ、主演の榮倉奈々、瑛太、安田美沙子、柄本明、廣木隆一監督、平野隆プロデューサーが出席した。

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『余命1ヶ月の花嫁』完成披露会見にて(左から)安田美沙子、瑛太、榮倉奈々、柄本明
『余命1ヶ月の花嫁』完成披露会見にて(左から)安田美沙子、瑛太、榮倉奈々、柄本明 全 3 枚
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わずか24歳で末期の乳がんに冒され、余命1か月と宣告されながらも、愛に生き、最後まで若年性乳がん検診の大切さと命の素晴らしさを伝え続けた長島千恵さん。病との闘い、そして彼女を支える恋人や家族とのやりとりに密着し大反響を呼んだドキュメンタリーを映画化した『余命1ヶ月の花嫁』が遂に完成した。5月9日(土)に公開を控え、4月8日(水)、本作の完成会見が行われ、主演の榮倉奈々、瑛太、安田美沙子、柄本明、廣木隆一監督、平野隆プロデューサーが出席した。

この日のために用意された本物の桜の花びらが舞い散る中、劇中同様の純白のウェディングドレスをまとった榮倉さんが、瑛太さんにエスコートされて登場。千恵さんの思いを継ぐべく、先日沖縄でスタートした乳がん検診全国キャラバン“さくらパンダ前線キャンペーン”にも駆けつけた榮倉さん。「たくさんの人が千恵さんの思いを伝えようとするプロジェクトに携わることはプレッシャーで、撮影中は迷いながらやってました。絶対失敗はできないし、この映画がうまくいけばもうお芝居しなくてもいいかな、という思いで神頼みしていました」と演じる上での思いを明かした。そして真剣な眼差しで、「この映画は、千恵さんと太郎ちゃんの最大のラブストーリーでもあり、お父さんとの愛情や友情、たくさんの愛が詰まった作品です。千恵さんの思いもたくさん詰まった映画になったので、よろしくお願いします」と作品をアピールした。

千恵さんの親友・花子を演じた安田さんも同じ女性として並々ならぬ思いがあったようで、「こうしてたくさんの人が千恵さんのために集まるのは、人として千恵さんが輝いて生きいていたからだなと思うし、私も大事な人のために何かをするということを心がけて演じました」と笑顔で撮影をふり返った。

一方、ひとり飄々とした語りぶりで終始会場の笑いを誘っていたのは千恵さんの父親役の柄本さん。“撮影現場での奇跡は?”という難問を前に口をつぐんでしまった主演2人をよそに、「別になかったですね。監督に毛が生えたこともなかったですし(笑)。いい現場で仕事が出来たことは奇跡ですかね」と仲良しの廣木監督を引き合いにし、会場を沸かせた。

千恵さんを献身的に支える恋人の太郎さんを演じた瑛太さんは、本作が榮倉さんとの初共演となったが、「順を追って撮影していく中で、自然と愛情を表現できました。哀しいシーンの前日などはつらい時間が続きましたが、現場で榮倉さんと毎日顔を合わせて、いまから千恵さんを演じる榮倉さんが亡くなってしまうんだと、お芝居ではあるけど実際に哀しい気持ちになりました」と、役に深く入り込んだ様子を明かした。また、完成した作品について「素晴らしい映画で、榮倉さんがすごく素敵でした」とストレートに感想をぶつけた瑛太さん。久しぶりにウェディングドレス姿の榮倉さんを見ての感想を聞くと、「きれいですね…」と照れた笑みを浮かべ、榮倉さんと顔を見合わせるなど、信頼関係をうかがわせた。

ちなみに、先述の“さくらパンダ前線キャンペーン”では、すでに3,690人の女性が乳がん検診を受診。より多くの女性に検診の重要性を伝えるため、引き続き北海道を目指して全国を巡っている。『余命1ヶ月の花嫁』は5月9日(土)より全国東宝系にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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