阿部寛、タイ映画の次はインドデビュー? 「インド映画で踊ってみたい」
『マッハ!』や『トム・ヤム・クン』で知られるタイ・アクション映画の旗手、プラッチャヤー・ピンゲーオが4年の歳月をかけて最強ヒロインを誕生させた『チョコレート・ファイター』。5月23日(土)、本作が公開初日を迎え、ヒロインの父で日本人ヤクザ・マサシを演じた阿部寛が初日舞台挨拶を行った。
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満員の客席を前に阿部さんは「インフルエンザが大流行の中、こんなにたくさん来てくれて本当に感激です」と挨拶。ピンゲーオ監督のアクションに魅せられ、即答で出演を決めたというが、いざ本場タイでのアクションとなると、そこは妥協知らず。「すごい強さのパンチをくらって鼻の骨が折れそうだったんだけど、タイではリアルファイトが当たり前なので、相手も謝ってくれないし、スタッフも当然って顔してるんですよ」と壮絶な撮影秘話を明かした。また、クライマックスの刀によるアクションシーンは、監督たっての要望により、撮影を終えて1年半後に再度撮り直されたとか。このシーンに触れ「(映画を観て)気づいた方もいるかも知れませんが、髪の毛が短かったのに、急に伸びているんです(笑)」とここだけのトリビアを明かし、会場を沸かせた。
本作をもってタイ映画デビューを果たした阿部さん。今後また海外の作品に出るならどの国? との質問には、迷わず「インド映画」と答えた。実は過去にインド映画のオーディション経験があることまで明かし、「インド映画に出て踊ってみたい」と意外な一面を覗かせた。さらに、別の作品で共演した樹木希林さんにまで「あなたは(顔が濃いから)インドの血が混じってるんじゃないかと言われた」という爆笑エピソードまで飛び出し、タイのみならずインドとの縁を感じさせた。果たしてインド映画への出演が実現する日は…?
『チョコレート・ファイター』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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