まだまだ見納めは早い? ニコガクメンバー、あまりの仲良さに草野球チーム発足!
先月30日に公開されるや、わずか19日間で全国430万人の動員、興行収入50億円突破という、本年度の公開邦画トップのヒットを記録した『ROOKIES−卒業−』。この大成功を記念して、6月17日(水)、佐藤隆太率いる“ニコガク”メンバー、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之の総勢11人が、それぞれチームに分かれて都内近郊16か所にて“大感謝舞台挨拶弾丸ツアーin東京”を敢行! 途中、お台場シネマメディアージュにて、平川雄一朗監督も加わって全員が集結し、最後の連携プレイを見せた。
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平日にもかかわらず、全館満席。公開とともに封印されたユニフォームから、装いを新たにお揃いのTシャツで決めたニコガクメンバーが会場に現れると、ファンは一斉にキャストの元へと押し寄せ、悲鳴にも似た歓声と握手を求める手で、半ば収拾のつかない興奮状態に。「川藤!」コールを一斉に浴びた佐藤さんは、満面の笑みで、「今日でこうして全員が揃うのはこれで最後。これで…撤収です。こうしてみなさんの顔を見たり、街で声をかけてもらえたことが僕たちの何よりの幸せです」と挨拶。「それではニコガクチームのお言葉を聞いてください」と選手たちにバトンを託した。
続いて、安仁屋役の市原さんは、「みなさんへの恩返しの気持ちを込めて、みんなでがむしゃらにがんばりました。自分はこの作品が本当に大好きで、実家みたいなものです。また、みんな上に向かって必死にがんばっていくので、見守ってください」と言葉を詰まらせながら呼びかけた。
冒頭で城田さんと2人だけで壇上ではしゃいだ様子を見せていた御子柴役の小出さんは一転、真剣な表情で「本当に苦労して作った作品なので、こうして脚光を浴びて嬉しいです。本当に『ROOKIES』に出れて良かったです」と感謝。
替わって“あっきー”の愛称で呼ばれ、「タッキーって呼ばれてるみたいで気持ちいいな」と笑顔で語るのは、関川役の中尾さん。先ほどの佐藤さんの言葉を受け、「これでみんなが揃うのは最後で、撤収になりますが、どうかみなさんの中から僕を撤収しないでください…」とつぶやき、会場を沸かせた。
新庄役の城田さんも「このメンバーでやれたことに幸せを感じているので、最後なのはやっぱり寂しい。作品はいつまでも死なないので、愛して、元気がないときは観ていただければ」と名残惜しそうな表情を見せた。
一方、「平日だったのでアルバイト帰りに来ました」と、曰く“卒業後の若菜”の格好で登場した高岡さん。「みんなとの絆が深まって離れたくなくなっちゃいました」と告げると、会場から「かわいい〜」コールに交じり「奥さんかわいい!」との声も。すると高岡さん、「うちの奥さんが一番ですから」と言い切り、思いがけず夫婦仲もアピールした。
そんな高岡さんの口から、ニコガクメンバーによる草野球チームが発足したことも明かされたが、これに「絶対参加したい」と決意を語るのは、岡田役の佐藤さん。「みんなで野球をしたら、またドラマが起きるんだろうなと思うと、楽しみで幸せです。もしかすると、もっと(映画の)数字が伸びたら、もう一度みなさんに感謝の気持ちを伝えられるかもしれないですね」と観客の期待を煽った。
だが、この中で一人「草野球チームの名前を考えたとき、僕の名前だけなかった…」と寂しげに漏らすのは、湯舟役の五十嵐さん。桐谷さんにフォローされるや、すっかり観客を見れなくなって「恥ずかしくなっちゃったんだよ!」と背を向けてしまった。
兄貴的存在、平塚役の桐谷さんは、「この作品を愛せて、みなさんに愛してもらって、相思相愛です。お前ら、みんな大好きじゃ!」とキャスト陣に喝! 「『ROOKIES』のみんなはここで終わりじゃないです。それぞれがビッグになっていくので、愛情尽きることなく、みんなを愛してください!」と熱い、熱いチーム愛を謳った。
対照的に、冷静に映画をアピールするのは桧山役・川村さん。「みなさん、これからも友達や家族、親戚に、『ROOKIES』良かったよーと宣伝してください。これで家族の会話が増えればと思います」と呼びかけた。
今岡役の尾上さんは、「みなさんに直接ありがとうと言えて嬉しかったです。また僕たちは、『ROOKIES』という大きなものを超えるために新たな道を歩き出しますので、応援してやってください」と述べ、感謝を伝えた。
そして平川監督は、「ひょっとすると、この映画が日本映画の記録に残ると思います。みなさんの記憶にもずっと残る作品になってほしいです」と自信たっぷりに作品のゆく先を見守った。
最後に、ファンの別れを惜しむ声が浴びせられる中、佐藤さんが代表して「本当にありがとうございました!」と感謝、一同揃って深い礼を見せた。
『ROOKIES−卒業−』は全国東宝系にて公開中。まだまだ記録更新中の本作、最強の連携プレイでどこまでヒットとなるのか?
《シネマカフェ編集部》
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