デンゼル&G・オールドマン新作プレミアに揃い踏み! 16分連続アクションに自信
デンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンという演技派俳優の競演の下、全てが失われた近未来を舞台に、世界にたった1冊残された本を手に西に向かって歩き続ける男の旅を描いたSFアクション『ザ・ウォーカー』。本作のL.A.プレミアが1月11日(現地時間)に開催され、キャスト陣が顔を揃えた。
最新ニュース
レポート
-
「思ったよりお似合い」イ・ジョンソクとムン・ガヨン、香港での目撃談が話題!
-
うわさは本当! 『ザ・ウォーカー』監督が「次作は『AKIRA』実写版」と認める
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

映画のイメージの“黒”をコンセプトに、レッドカーペットならぬ“ブラックカーペット”が敷きつめられた、L.A.のグローマンズ・チャイニーズ・シアター。最初に姿を現したのは、主人公・イーライ(デンゼル)と敵対する悪役・カーネギーを演じたゲイリー。デンゼルとの初共演について尋ねられると「私もデンゼルも同じ舞台出身。そんなところですぐに気が合ったよ」と笑顔を見せた。『レオン』、『エアフォース・ワン』などで映画史に残る悪役を演じてきたゲイリーだが、悪役を演じたのは10年ぶりのこと。自身の役柄について「コスチュームとヘアスタイル」がお気に入りだと答え、「終末後の世界のアメリカに生きるワルを演じるのは初めて。10年もの間、悪役と離れていたから、こうして久しぶりに悪役に戻れて嬉しいよ」と語った。
イーライの旅の道連れとなる少女を演じたのはミラ・クニス。ちなみに、彼女はあのマコーレー・カルキンの婚約者ということで、恋人同伴での出席が期待されたが、この日は一人で登場。自身の役どころについて「とても強い女性。全てを投げ捨てて、次のステップに踏み出したんですもの。ストーリーが進むにつれ彼女は、少女から大人の女性へと変化を遂げるのよ」とアピール。また、デンゼルについては「尊敬するとても素晴らしい人。偉大な俳優で、人間的にもすごい人なの」と語った。
最後に、歓声を浴びながらデンゼルが登場。作品について「善人と悪人について描くストーリーなんだ。アクション場面はスタントマンを使わず、全部オレがやったよ。ジェフ・イマダという“現代版ブルース・リー”のようなヤツについて、半年近くトレーニングしたんだ。そうして、16分間ノンストップのアクションをやったんだ。すごくクールだよ」と興奮気味に見どころを語ってくれた。そして、ゲイリーとの共演については「ゲイリーは偉大な俳優の一人で、昔から大ファンだった。彼とは撮影の合間にジョークを言い合って、とても楽しんだんだ」と明かした。
デンゼル・ワシントン版『アイ・アム・レジェンド』との呼び声も高い本作。ハリウッドを代表する名優の競演、さらにデンゼルがその出来栄えに胸を張る16分のノンストップアクションと見どころ満載のようだが、何と言っても気になるのは結末! イーライの旅の目的は何なのか? なぜ“西”なのか? そしてこの世にたった一冊残された本には何が書かれているのか?
いまだ謎多き『ザ・ウォーカー』。日本公開は6月19日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて。
© Eric Charbonneau/Le Studio/Getty Images
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/